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August 31, 2004

「ぼくの好きな先生」Etre et avoir

[DVD映画]★★★★☆

こんな先生、こんな学校が存在するのだ!!
監督はニコラ・フィリベール。2002年フランスのドキュメンタリー作品。
「Etre et avoir ぼくの好きな先生」

雪と牛のシーンからこの映画は始まる。
フランスのある山間にある、村にたった一つだけある小学校。
ここでは幼稚園から小学生までの子供たちが1つの教室で学んでいる。
先生はロペス先生1人だけ。この道35年のベテラン先生。
この小学校でも20年も教えている。
温厚で辛抱強く、叱るときも淡々とささやくように話し納得させる。
子供の頃から先生になりたくて、教師となった今も毎日が楽しいという。
教える時もちゃんと子供達一人一人に意見を聞きながら、すすめる。
生徒たちはそんなロペス先生が大好きなのだ。

冬からから季節は移り行きそして春から夏へそして秋。
村の景色はどの季節も絵画のように美しい。
そして、牛の群れ。
子供達の自然な姿をカメラは追い続ける。
ここでは年長が年少の面倒をみて、子供達も家の仕事を手伝うのが当たり前。
牛の世話や農耕機の操作だってお手のもの。
ちょっとしたいたずらやケンカももちろんある。

季節がまた冬が訪れそして春、
ついにロペス先生が教師生活を終える時が訪れた…。

実在するこの学校を5ケ月かかってフィリベール監督は探したそうだ。
やっと見つけたこの学校や村、
先生、生徒、出来事を、そのまま記録していく…。
特典映像で監督曰く、エピソードのいくつかは先生に提案してみたものだと。
どれがそのエピソードはわからない程、自然にストーリーは進行してゆく。
子供達の活き活きとした表情が本当に魅力的で、どの子も可愛い!!。

常にマンモス校(10クラス以上、1クラス40人位)に通っていたので
全く経験が無いゆえ、ちょいと羨ましい。
こんな先生、こんな学校だったら、人生変わったかも…。
『人との関係』『人との共存』『人への思いやり』について
ふと考えさせられた。
あ〜自分はやっぱり教育者に向いていないなぁ…。

後日談として、このロペス先生、
授業にもコピーライトがあるとして訴訟していたのですが、敗訴だったよう。
色々あったんでしょうが…こういう問題は複雑ですね。
映画事体は、素晴らしかったのですから…。

Etre et avoir ぼくの好きな先生
Etre et avoir ぼくの好きな先生
 

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