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September 20, 2004

「ジェイコブス・ラダー」

[DVD映画]★★★★★

サスペンス・スリラー?なのに、なぜか涙がこぼれてしまう。
「フラシュダンス」「ナイン・ハーフ」「危険な情事」
などのエイドリアン・ライン監督による1990年の作品
「ジェイコブス・ラダー」
ベトナム戦争がもたらした悲惨さをサスペンス+ホラー的に描いている。
エイドリアン・ラインの作品で最も好きかも。

これを昔大阪ミナミのこ汚い映画館で一人でふらっと視た。
たしか時間が空いてたまたまそれしか上映していないとか、そんな感じ。
平日の昼間でお客さんは自分と暇そうなおっさん数名だけ。
と、なんで10年も前の事をこんなに覚えているかというと、
ホントにドキドキするわ、ゾクゾクするわ、涙ボロボロだわで、大変だったのだ。

旧約聖書のヤコブの話を背景に、ベトナム帰りの男の奇妙な体験の物語。
ニューヨークの郵便局員であるティム・ロビンス演ずるジェイコブは、
悪夢と現実の間で翻弄されていく。
目覚める度に何かが違う。
疾走する地下鉄に乗る人々。
掛かりつけの医者が死亡したり生きていたり、車に轢き殺されそうになったり、
別れた妻となぜかまた暮らしていたと思えば郵便局の女性とベットの上だし、
終わったはずのベトナムの悪夢。
そして、事故で死んでしまった息子…。
薬物による幻覚なのか?
このあたりのエピソードは洋書にもなっている
「BANANA FISH」(著者:吉田秋生)というコミックを彷佛させる。
ベトナムの戦場のシーンや病院のシーンは
デビッド・リンチの絵画のようにグロテスク。
掛かりつけの整体医師を演じるダニー・アイエロの笑顔、
あの、マコーレー・カルキン坊やが演じる最愛の息子の笑顔、
(この映画のカルキン坊やは純粋にかわいい!!!)
………彼らの笑顔に救われる。

ラスト・シーンはな〜んだ、と思うのだが、
しばらく涙が止まらなかった…。だって…。
観た方はわかりますよねぇ???

ちなみに、おっさん達は寝てはりました。(休憩かい?)
感動したのは自分だけかい…。
今でも、深夜テレビなどでたま〜に放映されていると、つい観ては泣いてます。
単細胞なもんで…。

ジェイコブス・ラダー
ジェイコブス・ラダー

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Comments

こちらのレビューBlogがなかなかいい感じだったので、わたしの作るいい感じのBlogを紹介してネット世界のやりとりを促進させるBlogでこちらの「ジェイコブスラダー」のページのURLを紹介させていただきました。
「マインドゲリラ」


Posted by: kiraku | September 22, 2005 at 07:38 AM

kiraku さん

ワタシのゆる〜いブログに、リンク&報告ありがとうございます!
「マインドゲリラ2」興味深く拝見させて頂きました!
またおじゃまさせて頂きますね。

この映画…なぜか強烈に色んなシーンが記憶に焼き付いているんですよ。
恐怖と救済、疑惑と信頼、現実と夢などの対比の描き方が素晴しく、つい何度も観てしまいます。
 
 

Posted by: garam | September 23, 2005 at 05:22 AM

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