「シリアル・ママ」
[VIDEO映画]★★★★★
この「シリアル・ママ」、
昨今においては非常に不快な映画なってしまったので
苦手な方はすっとばして下さい。
アメリカの変態監督ジョン・ウォーターズによる1994年の作品。
キャスリーン・ターナー扮するママの家族は、
美人でキレている鳥好きのママ、すっとぼけたダンナ(歯医者)、
スプラッター映画好きの息子、ミーハーなハイティーンの娘の4人。
でも………
社会の規則、愛する家族の平和を乱す奴にはママのお仕置き=殺人が待っている!
という、基本的にコメディなのにとんでもない映画。
シートベルトをしない!(ガツン)
娘を振った!(グサッ)
ムシャムシャ鳥を食った!(グサッ)
レンタルビデオを巻き戻さない!(ゴン)
秋に白いパンプスなんて!(ガン)
こんなコトで殺された日にはたまったもんではない。
しかも、裁判で弁護人をさしおいて、陪審員を味方につけて、
自分で無実にしてしまう頭の回転の良さ!
こんな母が無実になって帰って来ても家族は複雑…
キャスリーン・ターナーの表情がスゴイ。
にっこり笑ったと思えば彼女の機嫌をそこねるとみるみる怒りをあらわに。
かの『牡丹と薔薇』の香代さんなんて、目じゃないのだ…。
10年程前映画館で見た時は、かなりブラックだが笑えた映画だったのに、
本当に最近は笑えない!
監督の意図が現実とずれてきたかも。
もっとつまらないコトでも殺人事件は起こっている今の日本。
こんな事が明日、起こってもおかしくない社会なんてイヤですねぇ…。
サントラはこちら
↓

シリアル・ママ
サントラ, L7, バリー・マニロウ










Comments
たしかに今の世の中では「笑えない」状況って気もしますね。
キャサリン・ターナーはほんとになりきっていておもしろかったし、
ジョン・ウォーターズ監督って、
お高くとまった正統派がほんと嫌いで、
オタク万歳な人なんだな、っていうおもしろさはありましたけれどねー。
Posted by: ぽん | December 26, 2004 at 10:42 AM
>お高くとまった正統派がほんと嫌いで、
>オタク万歳な人なんだな
ジョン・ウォーターズ監督ってそうですね!
「I LOVE ペッカー」もめずらしく正統派サクセス・ストーリーかと思いきや、
結果は田舎もん万歳!!でしたから〜。
Posted by: garam | December 27, 2004 at 06:15 AM