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October 05, 2004

「女囚さそり けもの部屋」

[DVD映画]★★★★☆

さすがにコワイ。復讐鬼さそり、そこまでヤリますか…。

梶芽衣子主演の女囚バイオレンス第3弾。シリーズ3作目。
原作:篠原とおるの人気劇画の映画化。
監督はこれも伊藤俊也で彼の『さそり』はこれが最後。
昭和48年7月公開の作品「女囚さそり けもの部屋」

またもや脱獄し、指名手配中のさそりこと松島ナミ(梶芽衣子)。
地下鉄車内で二人の刑事に追われて、ついに手錠をかけられてしまったトコロを、
つながれていた権藤刑事(成田三樹夫)の右腕を出刃包丁で切り落としてまた逃亡!!
地下鉄の構内から昼間の都会へ、
切れた刑事の右腕をぶらさげながら走って逃げるナミ…。
この衝撃的なシーンがオープニングなのだ。

墓場でその右腕を食いちぎろうとするナミ。
まるで、人喰い鬼のような形相のナミを見つける娼婦のユキ(渡辺やよい)。
彼女は精神障害の兄と『暮らす』ために体を売って生活をしているのだ。
ユキの紹介でお針子として生活を始めたナミだったが、
そこでも土地を仕切る鮫島興業に正体を知られ、ヤクザの子分や
鮫島興業のボスのケバ〜イ化粧の情婦(李礼仙)…ナミと同じ元女囚に、
ムショ内での事を復讐すべく虐められる。
ヤツらの『女』達への汚いやり方にも怒りを覚え、
ナミは彼等に復讐する決意を固めた。
そして、一人、一人と消して行く。鮫島興業のボスさえも…。

警察に追われるナミは下水道に潜伏。
「さそり〜、さそり〜」
と声をかけ、下水道にマッチとパンをを投げ入れ励ますユキ。
そこへ右腕を切り落とされた執念深い権藤刑事はガソリンを流しこみ火を放つ。
マンホールからも吹きあがる炎…さすがのさそりも死んだだろうと権藤刑事は笑う。

しかし、不死身のナミは生きていた!
今度は自ら鮫島の情婦を消すべく再び刑務所へ…。
ナミの怨念は、それを果たすまで続くのだ。

じわじわナミに追い詰められて、
「さそりに殺される〜、さそりに殺される〜」
と鮫島の情婦がさそりの妄想におびえ壊れてゆく様は見事。
殺されるより、つらいであろう復讐。

冒頭のシーンや近親相姦など、ちょいとショッキングな『けもの部屋』。
今度のさそりは酷い目に合う女にはめっきり弱い。
初めて見せるナミの涙…。
今回は都会の陰に生きる、彼女らのために復讐をしたのだ。

心にしみる『怨み節』…♪

お兄さん達!お姉ちゃんに酷い事したら、さそりに殺されますぞ〜

女囚さそり けもの部屋
女囚さそり けもの部屋
 

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