「CQ」
[DVD映画]★★★★★
恐るべし!コッポラファミリー!
やはり息子もタダモノでは無かった…
実はフランスのソフト・ロックなンド“メロウ”mellowが、
このサントラ『ドラゴンフライ-CQサウンドトラック』
を担当しているので、借りてみた。
勿論、音楽は60〜70年代のゆる〜い感じで、なんともハマっていたのだが、
なんと、映画事体も面白かったのだ…!
ちなみにこのジャケットの『ドラゴン・フライ』役はスーパ・モデル。
最近のモデルさんって、演技もお上手。
巨匠、フランシス・コッポラの息子(ソフィア・コッポラの兄ですな)
ローマン・コッポラの初監督映画作品。
彼は上記のメロウやダフト・パンクなどのミュージック・ビデオや
CMのディレクターとしてはすでに活躍している。
期待も十分のデビュー作となるわけだが、
なんとも『映画とは』と思わせる作品を作ってしまった。
2001年のアメリカ映画「CQ 」。
舞台は1969年のパリ。
アメリカ人の青年・ポール(ジェレミー・デイヴィス)は
アンドレイ(ジェラール・ドパルデュー)が監督する、
2001年を舞台にしたSEXYなSFスパイ映画「ドラゴンフライ」の編集を担当。
実生活では自らの日常を追った自主映画の制作に熱中し恋人との仲が危うい日々。
そんな中「ドラゴンフライ」の制作はエンディングを巡り監督と
プロデューサーのエンゾ(ジャンカルロ・ジャンニーニ)が対立し、
監督は降板させられてしまう。
一度監督もろとも解雇されたのだが、次に担当した若い監督もケガで断念。
急遽、白羽の矢が立ったのは編集をしていたポール。
彼は主役女優の女子大生ヴァレンタイン(アンジェラ・リンドヴァル)に惹かれつつ、
映画の中のドラゴンフライ=女スパイに恋をして、
プロデューサーの納得のいくエンディングに悩むハメになってしまうのだ!
さて映画「ドラゴンフライ」とポールの恋の行方は???
といったあらすじなのだが、
まるで「バーバレラ」のような60年代の超チープなB級映画「ドラゴンフライ」、
の『制作現場のウラ事情』と
ポールのリアルな日常を追った自主映画「69/70」
の『恋愛がらみの事情』が、
実に微妙に絡み合うのだ。
観ている方は3つの映画を観ている事になる。
新人監督のポールくんのダメっぷり、悩みっぷりがイイ。
コッポラ監督が影響をうけた1969年にとにかくこだわり、
当時の撮影技術を駆使して、CGを使わず完成させたとコメントしていた。
だから、妙にリアルなレトロ&ポップな仕上がりになっている。
音楽も古いビンテージのものを使い、
こだわりまくって作ったらしい。
メロウのアルバムはこれが2作目なのだが、3作目でこれが見事に影響され、
彼等の音の幅も広がっていた。
ちなみにソフィア・コッポラも某役柄で出演したり、
コッポラファミリーあげてのバックアップは羨ましい。
そりゃ、センスも磨かれるものだわ…。
映像特典として劇中映画の「ドラゴンフライ」が、
2人の監督のバージョンが収録されていたり、
この辺りのエピソードは特典に十分過ぎる程入っているので、ご覧あれ。
メロウのお姿も拝めたし、(←結局それか)
全く期待していなかっただけに、お腹いっぱい。
サントラはこちら
↓

ドラゴンフライ-CQサウンドトラック











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