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October 26, 2004

「笑の大学」

[映画劇場試写会]★★★★★

試写会に行ってまいりました。
まさに芝居を観ているような映画。
役所広司さんにマジ大爆笑。

1996年に初演された三谷幸喜原作の舞台を、
この映画のために脚本を書き下ろし、新たなエンディングを創り、
「古畑任三郎」シリーズを手がけた星護〈ほし まもる〉の映画監督デビュー作。

昭和15年。戦争によって大衆娯楽の演劇にも検閲が。
劇作家の椿一〈つばき はじめ〉(稲垣吾郎)は、
公演の迫った新しい台本の検閲のため、警視庁の取調室へ。
そこにいたのはこれまで心から笑ったことのない堅物の検閲官、
向坂睦男〈さきさか むつお〉(役所広司)だった。
向坂はありとあらゆる注文をつけて不許可にしようとするのだが、
椿はそれを逆手に取ってさらに面白い台本へと書き直してくる。
2人で台本を作り直してゆく7日間のうちに、
検閲というよりもより傑作の喜劇を生み出していくのだ…。

場面は劇場とその付近と取調室とその付近、以上2ケ所のみ。
これで飽きさせないのは役者2人の演技力とテンポ、独特のカメラアングル、動と静。
役所広司さんの「 Shall we ダンス?」よりも更にパワーアップした演技は、
ホントに上手い!そしてキョーレツ!!
そういえば、彼はそもそもお役所勤務…。おお!ぴったりな役ではないか。
稲垣吾郎ちゃんの時には熱く時にはクールで軽妙な淡々とした演技もぴったり。
吾郎ちゃんの情けない表情は最高に楽しめます。
この2人のかけ合いに会場はしばしば大笑い!!!

ちなみにモデルになった人物は喜劇王・エノケンの座付作家・菊谷栄さん。
なんと実際にモデルがいたとは驚き。

しかし「くだらないけど面白い!」というセリフはこんな場面だったのか…。
そうだよな〜戦時中だもの…と、しみじみ思った次第。
なお、エンドロールのクレジット見て気付く、『あんな人』や『こんな人』が出演。
でも主役の2人に圧倒されて、見逃しまくり…。
古いポスターのレトロな感じや看板、通行人の衣裳など
細かいトコロが凝っていてこれも良かった。

この秋、ゼヒおススメの極めてシンプルな逸品!


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サントラ, 本間勇輔
 

ついにDVD発売!
笑の大学 スペシャル・エディション
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Comments

こんにちは!
「恋の門」の感想にトラックバックしていただいてありがとうございました!気づくのが遅くてすみませんでした。。

「笑いの大学」、三谷さんのもの好きなので、みようかな~とは思っていたのですが、三谷さん監督作品ではないし。。などと迷っていました。
でも古畑の監督の方のだったら絶対いくべきですね。レビューを拝見して確信しました。

ほかにもみている映画が重なっていてすごく楽しくレビュー拝見しています。blogからリンクさせてもらいました。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

Posted by: ぽん | October 26, 2004 at 09:01 AM

ぼんさんこんばんは!
こちらも昨日早速リンクさせて頂きました。
ちょこちょこ遊びにまいります。
三谷さんの脚本はホント『日本人のツボ』にぐいぐいと入ってきますよね〜。
松尾スズキさんもちょっと違ったベクトルで『ツボ』に入ってきます。
ワタシも古い邦画が好きなんですが、最近の邦画もなかなか!

Posted by: garam | October 28, 2004 at 02:47 AM

わぁリンクありがとうございます!
garamさんのサイト このページはコメント
つけられるのですが、他のページで
コメント欄がみあたらないことがあって。。
また使い方教えて下さい!
こちらを起点にしている感じです。

そう昔の日本映画もいいですが
最近のもいいですね!
「ハッシュ」とか「笑う蛙」とか
やっぱり現代らしい楽しさもあるなぁと
思いました。。
レビュー書いてらっしゃる
「修羅雪姫 恨み恋歌」も堪能しました!
岸田森がすごかった!
伊丹十三もカルトな感じでしたね~。
修羅雪姫シリーズにでてくる、蝶の紋様の
着物とか今のはやりともぴったりあってる
感じがします。

Posted by: ぽん*管理人 | October 28, 2004 at 05:22 PM

ぼんさん こんにちは!

>「ハッシュ」とか「笑う蛙」とか
おっ、これは見ていないので今度ゼヒ!
「修羅雪姫」の雪の着物、いいですよね〜。
今、逆に新しい気がします。
それにしても梶さん着物の着こなしも上手で似合い過ぎ!

ワタシもいまひとつココログ使いこなせていなくて…。アビバな感じです。
どうやらコメント覧を表示させるには、『最近の記事』からは直接。
『カテゴリー』『バックナンバー』から記事の下のほうの『コメント』をクリックすると表示されるようです。
尚、古いレビューは『ツナガリレビューリスト』というカテゴリーにまとめてます。(現在1〜50まで)
こちらのリンクをクリックすると直接表示されますので、
もし、ダメなようでしたら、また教えて下さいね。

Posted by: garam | October 29, 2004 at 01:59 PM

こことかツナガリレビューリスト、阿刀田さんのギリシャ神話のところとか 
キルビル以外にはアマゾンのリンクがはっていないところは「コメント」欄がみえるのですが、
他のところは私のパソコンから「コメント」とか
「トラックバック」のボタンがみえないんです。。。
残念!

「まぼろし」のレビューもすごくすてきで、
「蘭の肉体」や「ナック」にも興味をもったんですよ~。。
ああどうしたんだろう。。
「Tommy」も大好きな映画でgaramさんのレビュー
すごくうなずきながら読みました!

こちら以外に姉妹編の日記サイトもおもちなんですか?
そちらもぜひ拝見したいです!

Posted by: ぽん | October 30, 2004 at 08:59 PM

あらら…、そうなんですね〜。
ワタシがMACだからか、アマゾンの“ライブリンク”が重いのかですね。
カテゴリ|固定リンク|
の下に本来は
トラックバックURLとコメントのボックスがあるはずなんですよね…。
そもそもアマゾンの画像素材を使いたくて手軽に使える“ライブリンク”を利用していたので、
ちょっとリンク形式を「散歩する惑星」で変えてみました。
こちらで表示されるか教えてもらって良いですか?

ちなみに姉妹サイトは
http://plaza.rakuten.co.jp/masalatealatte/
で、お茶と映画のブログです。
ちょっとこちらがごっちゃりしてきたので、シンプルにしたくて
ココログで映画・書籍関係のレビューをまとめている次第です。
よろしければご覧下さいませ!


Posted by: garam | October 31, 2004 at 03:49 AM

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