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November 22, 2004

「死ぬまでにしたい10のこと」

[DVD映画]★★★★★

悲しくは無いのに、涙が止まらない映画だった。
若くして死を宣告された若い女性が、残りの人生を悔いなく生きるために
リストを作って一つずつクリアしてゆくというヒューマン・ドラマ。
監督・脚本は「あなたに言えなかったこと」のイザベル・コヘット
製作総指揮はスペインの変態監督ペドロ・アルモドバル
2002年スペイン=カナダの作品「死ぬまでにしたい10のこと」。

23歳のアン(サラ・ポーリー)は、夫のドン(スコット・スピードマン)と、
二人の幼い娘と共に清掃の仕事をしながらトレーラーハウスで暮らしている。
ある日、突然の腹痛に倒れたアンは、癌で余命2〜3ヵ月と宣告された!
アンはドンと母(デボラ・ハリー)には貧血だと癌とは言わない。
彼女は、真夜中のカフェで『死ぬまでにしたいこと10項目』のリストを作り、
それを翌日から実行してゆく…。

若いアンならではのリストの内容。
誰がそれを責められようか。
家族には誰にも真実を伝えることなく、
ショックが少ないように自分が存在しなくなったあとの生活の
レールを少しずつしいてゆくアン。
家族と思い出を作るためにビーチへ。
刑務所にいる父(アルフレッド・モリーナ)と会い、
子供達に新しい母親を探し、
カセットテープに家族へのメッセージを吹き込む彼女。
それとは別に、
コーヒーショップにいた男リー(マーク・ラファロ)との横恋慕を望むアン。
“夫と別の男と寝てみる”のは、リーには悪いけれど、
唯一の彼女の不安心の逃げ道だったのではないか。

隣に引っ越してきた同じ名前のアン(レオノール・ワトリング)というのは
ちょっと出来すぎだが、自分にこんな行動が出来るとは思わない。
愛する家族を託す…少し安心かもしれないが、あまりにも寂しい決断だ。
“My Life Without Me”という原題が心に染みる。

癌という病気はこんな綺麗事で済まないと思う。
だが、彼女と同じように他人には知らせず若くして逝ってしまっう知人もいた。
毎年癌検査を必要としている身としては他人事と思えず涙が止まらない…。

毎日何気なく生かせてもらっているが、
たまには生や健康の有り難さを感じることが大事だと、
改めて教えてくれる映画であり、
日々、精一杯、大切に生きようと思った。

死ぬまでにしたい10のこと
死ぬまでにしたい10のこと
 
 
原作本


「原作」死ぬまでにしたい10のこと
 —初めて人生を愛することを知った女性の感動の物語

ナンシー キンケイド Nanci Kincaid 和田 まゆ子
 
ヴィレッジブック


死ぬまでにしたい10のこと
斎藤 薫 しまお まほ 酒井 順子 角田 光代 八塩 圭子 室井 佑月
 

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Comments

コメントありがとうございました。
とっても嬉しかったです。
garamさんのレビュー素敵ですね。
俺も上手にレビューを書いてみたいものです。
他のレビューも拝見させていただきました。
今度は俺もテルミンみてみようっと・・・
ではまイ・w ・ヒ

Posted by: うっちー | November 22, 2004 at 04:28 AM

うっち〜さん 

コメント&TBありがとうございます!
いやいや…うっち〜さんのレビュー、簡潔で面白いですっ!!
ちゃんとあらすじも別枠になっていて…。
ワタシもうっち〜さんの他のレビュー読ませて頂きました。
気になるモノがまだまだあるので、読みに行きますね〜!!
 

Posted by: garam | November 23, 2004 at 04:53 AM

遅くなりましたけど、
TBありがとうございました。
いいですよね?この映画。
ひどく落ち込んだときもう一度観てみようと思います。

Posted by: masa | December 02, 2004 at 11:52 PM

masaさん

コメントありがとうございます!
この作品、観て良かったと本当に思いました。
お涙ちょうだいの作品では決してなくて、
失う事になって始めて気付く、日常のごく当たり前の大切な事を、
改めて教えてくれた映画でしたね。

Posted by: garam | December 03, 2004 at 05:59 AM

すみません!
手違いでいくつもトラックバックを貼ってしまいました。
消してください。お手数かけさせてしまってすみません。
この映画、自分の家族を隣人のアンに託すところが泣かせますね。

Posted by: thin1 | May 05, 2005 at 09:05 PM

thin1 さん

大丈夫ですよ。余分なものは削除しました。
送信のタイミングで、ワタシもよくやってしまいます。

>この映画、自分の家族を隣人のアンに託すところが泣かせますね。

自分には絶対出来ないと思います。
残す家族が一番心配だったんでしょうね。
自分の存在しない幸せそうな家族を見ながら…のシーン。
涙が止まりませんでした。
 

Posted by: garam | May 06, 2005 at 03:07 AM

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