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January 10, 2005

「ロックンロール・ハイスクール」

[DVD映画]★★★★☆

この青〜いバカバカしさが最高!!
ラモーンズが、ラモーンズというバンドとして出演”している唯一の作品。
ロク好きのティーンエイジャーの夢をつめこんだ青春映画だ。
B級シネマのカリスマ、ロジャー・コーマン製作総指揮による
アラン・アーカッシュ監督の1978年のアメリカ映画。
そもそもコーマンは「ディスコ・ハイ」という映画にしたかったらしいが、
アランに却下されてこの「ロックンロール・ハイスクール」になったそう。
企画段階からして、おいおいおい…。

ロックンロール・ハイスクール ←2004発売 シルバージャケット ヴァージョン

自由な校風別名“ロックンロール・ハイスクール”のヴィンス・ロンバルディ高校に
まるでナチばりのスーツに身を包んだ、ズドンといかつい新女校長
トーガー(メアリー・ウォロノフ)が2人のマヌケを従えてやって来た。
彼女は、ロックが生徒達に悪影響を与えているのだと、禁止にしてしまい、
さらに校則を厳格にして学生をしばろうとするのだが…。
ガチガチのラモーンズのファンの女子生徒のリフ( P.J.ソールズ)は
音楽の授業の課題で『ロックンロール・ハイスクール』という曲を作曲し、
近々街へライブにやって来るラモーンズのジョーイに渡そうと、
優等生のケイト(デイ・ヤング)と共にあの手この手でチケットを100枚ゲット!
99人の生徒達と1人の先生とライブへと望むのだが、
トーガー校長もあらゆる手段で邪魔をする。
何とかライブ会場で、憧れのメンバーに曲を渡し満足だった彼女達に、
ついに校長の怒りが落ちた!!!

そもそも、こんなにラモーンズのファンばかりの学校があるのか???
ライブ会場に演奏しながらやって来るミュージシャンなんて、まずいない。
だが、小さな街へもツアーでまわり続けた彼等だから妙に納得出来たりして…
憧れのロック・スターが自分の作曲した曲を演奏してくれて、
コンサートでファン・レータを読み上げ、自分の為に歌ってくれ、
しかも学校にやって来て先生達と戦ってくれる…
そしてイヤーな学校なんて…“ビー・ファイヤー!”とぶっ壊す。

しめつけ教育に悩むハミダシ学生達の夢を
異常なまでにバカバカしく描いた作品。

音楽ネタだけではなく、優等生トム・ロバーツ(ヴィンセント・ヴァン・パテン)と
優等生ちゃんケイトの初々しい初恋ストーリー、
そして恋の手ほどきをお調子者から学んだり…、これもまたアホくていい!
音楽の先生が妙な若作りで生徒と一緒にノリノリだったり、
本当にどうしようもなく、くだらないのだけど可笑しくて…。
そして、何だか心が洗われてしまうのだ。

天真爛漫なリフを演じる P.J.ソールズが可愛くて元気で魅力的。
ラモーンズの面々も何だか楽しそう…
特にシャイなジョーイは見もので、
身体のために好物のピザではなくてアルファルファなど健康食を
マネージャーに強要されているシーンなど、妙にリアル。
先日の「END OF THE CENTURY」を観ていると、
ジョニーのふくれっ面も(普段からそうなのだが)納得できるか…。
他のメンバーは、この映画の音楽の苦労なんて感じられない。
ディー・ディーとマーキーは、ギャルとからめて、かなり楽しそう。
実際ROXYで行ったライブシーンでは、おなじみの演奏曲も多く、
他のシーンでもあたまから使われまくっているので、ファンはかなり楽しめる。

フリートウッド・マックアリス・クーパーポール・マッカートニー
Devoトッド・ラングレンチャック・ベリーブライアン・イーノ etc…など
豪華アーチストのサウンドも上手く使われているのでこれもまたオイシイところ。
人は選ぶけれど、音楽バカとおバカ映画の好きな方にはグッドす。
真剣にバカバカしい事やっている、それはそれで強いなあ!!

特典
★オリジナル予告編
★ロジャー・コーマン・インタビュー
★オリジナル・ラジオ・スポット
★本編未使用RAMONESライブ音源(ROXYでのライブ時収録音源)

ロックンロール・ハイスクール
P.J.ソールズ

ロックン・ロール・ハイ・スクール — オリジナル・サウンドトラック
サントラ ラモーンズ


 
■ 映画「END OF THE CENTURY」のレビューはこちら
 

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