「ヴィレッジ」
[DVD映画]★★★☆☆
とてもセツない気分だったんだけど、
このどんでん返しのぶっとび具合には思わず笑いが…。
またもや騙されてしまった!シャマラン監督!!
ゲラゲラ笑いながらもセツなくなりました。
突っ込み所は沢山あるけど、
この“俺の空”的?なぶっとび感は「シックス・センス
」より好き♪
しかもウィリアム・ハートだのシガーニー・ウィーバー
だの…
ワキ役の豪華な俳優陣にも恐れ入りました。ハイ。
そんなM.ナイト・シャマラン監督による2004年アメリカ作品「ヴィレッジ
」。
怖〜いスリラーかと思ったら、なんとゆがんだ愛の物語。
とある深い森に囲まれた周囲から孤立した古き良き時代を彷佛させる小さな村。
ここで7才の子供のお葬式がしめやかに行われていた…。
1890年〜1897年
村人全員が家族のように一緒に食事をとり、助け合い、幸せに暮らしている。
子供達が駆け回り、大人達がそれを微笑ましく眺め、若者達は恋をする…。
そんな一見、理想郷のような村には、奇妙な掟があった。
“森に決して入ってはならない”
“不吉な赤い色は土に埋めて封印”
“警告の鐘に注意”
これらは森に住む“彼ら”との協定なのだ…と、
村の年長者達は若い者達に教えていた。
そして、毎晩“彼ら”が来ないように寝ずの見張り番をたてている。
だが、ある日その掟が破れらた。
盲目の少女・アイヴィーは、大ケガを負ってしまった婚約者ルシアスのため、
町から薬を手に入れるために、森を抜けて村の外に出ることを決意する…。
そして父親から教えられた衝撃の事実…!!!
彼女の愛は彼の命を助ける事が出来るのだろうか???
以下結末は書きませんが若干ネタバレ有り。
これから観る方はこの先を読まない事をお勧めします
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謎、不安、秘密だらけ。
事あるごとに集会している年長者たち。
閉鎖されているが平和な村………だが、どこかがおかしい!!
無口だが好奇心旺盛で勇敢な若者ルシアス・ハント(ホアキン・フェニックス)と、
精白ゆえに掟を破っても許されてしまうノア・パーシー(エイドリアン・ブロディ)、
勇敢で真摯な盲目の少女アイヴィー・ウォーカー(ブライス・ダラス・ハワード)、
この友人達の関係が愛によって変化し始めた時。
村の平和を根底からゆるがすような展開となり、
思惑は意外な方向へ進んでしまった。
年長者達の語る町への異常なまでの嫌悪。
醜い外の世界にはふれないほうが幸せだと語る。
掟によって若者達は幼い頃から臆病になり、
森の“彼ら”への恐怖心は事件によって更に増幅してゆく。
だが、薬を入手出来ずに命を失う村人達もいる中で、
掟を疑問に思うルシアスのような若者も出て来た。
一見ユートピアのようなこのコミューンに、
遅かれ早かれ起きるべくして起きてしまった事件。
目の見えないアイヴィーは“見ず”に“感じる”事で救われた。
見えない事により情報量は減るけれど、そのほうが幸せな事もある。
このあたりが皮肉にもこの作品のテーマになっていたのだ。
何ともセツない物語ではないか…。
アイヴィーの見る色…愛する人の色…それを決して教えないのは
不吉な赤い“彼ら”のまとうケープ、赤い木の実、赤い花…
きっとそれらと同じに見えたのだろう。
となると…彼女に色の見えない人は…ちょっと寂しい。
そんな悲しい気分だったが、お約束の衝撃の事実には大爆笑。
もしかして…ってのを超えていた!
そりゃスゴイ!!ぶっとんでるなぁ〜もう!!
全ては必然によって未来へとつながる。
最初は絶望的だったが、アイヴィーによって
ほんの少しだけれど、村人達の未来への可能性が残った気がして、
セツなさも時間がたつにつれて希望に思えてきた。
でなければ…寂しすぎる。
さて、シャマラン監督の登場の仕方、今回は上手いね!
こういう趣きのある手法は好きだな。
ヴィレッジ
ホアキン・フェニックス M.ナイト・シャマラン エイドリアン・ブロディ 










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