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January 28, 2006

「アンダー・ワールド」

[DVD映画]★★★☆☆

ケイト・ベッキンセール演じる処刑人がスタイリッシュでカッコイイ!
現代の闇にひっそり存在している、
ヴァンパイア(吸血鬼)達と永遠の宿敵ライカン(狼男族)との戦いを
マトリックス」ばりにスピーディかつスタイリッシュに描いた、
レン・ワイズマン監督による2003年制作のアメリカ作品「アンダー・ワールド」。
浅い割には楽しめる、吸血鬼 VS 狼男族のアクション&ラブストーリー。
ネタはホラーですがアクション映画なので、決して怖くはありません…。
 
 
ピタピタのブラックレザーのコートに身を包み、
仲間と共にライカンを探し夜の町に目を光らせる
黒髪の美女セリーン(ケイト・ベッキンセール)。
彼女は実はヴァンパイア。
6世紀もの間、家族を殺した宿敵ライカンの処刑人として戦い続けている。

ある晩、マイケル(スコット・スピードマン)という
青年医師に目をつけたセリーンは、
彼を殺さずに執拗に追うライカン達の動きを不審に思いマイケルを追うのだが、
ライカン達の襲撃に合ってしまった。
セリーンはそこで絶滅寸前だと思われたライカンの巣らしきものを感じ、
しかも死んだと思われていたルシアン(マイケル・シーン)が
実は生きているのでは…と疑いを持つ。
だが、現在蘇生中のヴァンパイア達の長老の1人である
クレイヴン(シェーン・ブローリー)は
セリーンの言う事を信じない上に、どうも動きが怪しい。
そこで自分を創った長老ヴァンパイアのビクター(ビル・ナイ)に
助けを求めるのだが…

* * * * * * * * * * * * * * * *

スタイリッシュでスピード感のあるブルーを基調とした世界。
当たり前だが日光が弱点のヴァンパイアが主人公なので、常に夜のシーン。
銀や紫外線弾など進化した武器を駆使する戦い。
狼男の変身やヴァンパイアの蘇生のシーンなどがなかなか面白い。
監督のこだわりでCGだけにたよらず極力アナログな特殊コスチュームと特殊メイクで
これらを表現したというから驚きだ。リアルな動きはそこから来るのかも。
ただし…マイケルの変身後。
中途半端なキャラだし、苦労しただろうけどやっぱりいただけない。
あと少し頑張ってもらいたかった!!!
大勢登場するヴァンパイアやライカンのキャラは
お互い似ていたりするのでちゃんと観ていないと混乱する。
当然ライカンには女性はいないのだが…そこがこの物語の核心だったりも。

マイケルを通して後に明らかになる両種族の戦いについての驚愕の過去は
破たんはしているが、ひとひねり効いていて解釈としてなかなか面白い。
だが、謎が解けるにつれてどうも無理な設定と展開についてゆけなくなった。
結果的にもすっきりしないのは続編制作への野望が見えてしまうのか、
かなり微妙な終り方だった。

とはいえ、ミイラ状態からダンディーなおじ様まで変化する
ビクターの存在感が希薄に見えるほど、
途中から切ないエピソードで愛おしくなるルシアンと、
感情移入は全く出来ないけれど、ひたすらクールなセリーン、
人間の時はちょっと弱々しいけれどなかなか可愛いマイケル…
メインのキャラクター達は見事!
先日観た「ヴァン・ヘルシング」とは違った生真面目さに好感が持てた。

[特典映像]
監督が男前なのと(笑)、特殊なコスチュームは見応えあるので、
メイキング映像は一見の価値有り。

アンダーワールド スペシャル・エディション
ケイト・ベッキンセール スコット・スピードマン
B0000YTR50

アンダーワールド DTSエクステンデッド・エディション
ケイト・ベッキンセール レン・ワイズマン スコット・スピードマン
B0006OFLK4

 
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