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September 07, 2006

「ショーン・オブ・ザ・デッド」

[DVD映画]★★★★☆

こんなゆるいゾンビ映画でいいのか???
ブラック・ユーモアたっぷりだけど、ちゃんとゾンビ映画なのだ!!!

や〜っと借りることが出来ました!
ゾンビファン&おバカ映画ファンの方々からことごとくおススメされていたのに、
ずっとレンタルされっぱなしだった、
ワタシにとってはまぼろしの作品といっても過言ではない?

監督はエドガー・ライト、脚本は主演のサイモン・ペグとエドガー・ライト。
タイトルどおり、ロメロのゾンビ作品のパロディ作品、
2004年のイギリス映画ショーン・オブ・ザ・デッド
もちろん日本未公開作品(笑)。
 
やる気のない電器屋の販売員、ダメダメ男のショーン(サイモン・ペグ)と
ゲームオタクで家でダラダラ…
更にダメ男のおデブの(ニック・フロスト)の仲良し二人組、
一方やる気マンマンの普通の男ピート(ピーター・セラフィノウィッツ)、
この幼なじみの3人はルームメイト。
ショーンはこの日………職場でも下っ端店員に馬鹿にされるわ、
彼女のリズ(ケイト・アシュフィールド)とのデートのブッキングもうまくゆかずフラれ、
義理の父フィリップ(ビル・ナイ)には説教され、
母バーバラ(ペネロープ・ウィルトン)へのプレゼントは渡せず、
よりによって最悪な一日だった。
今日は朝まで飲み明かすぞ!!とエドとパブから自宅でも大騒ぎ!
どうも病人やパトカーやフラフラ歩く酔っぱらいが多いな〜とも思いつつ、
自分の事で精一杯で周囲の事なんて目に入らない。
同居人のピートは頭が痛いといつにも増してイヤミなヤツ…(こちらがマトモな一般人)
さて、一夜明けて街中がなんか変!
人は少なくちらかり放題、あちこち血まみれ、おまけにフラフラ歩くヤツばかり。
でも、彼女にフラれ母親への花束もダメにした(しかも朝まで飲んでた)ショーンは
ぼ〜っとして何も気づかない。
とりあえず家に戻ると…庭に謎の女が???
何だ今日は酔っ払いばっかりだと思ったら…
これがショーンにとって(世間ではもっと前から)ゾンビ・デイの幕あけだったのだ!

* * * * * * * * * * * * * * * *

笑った笑った!このゆるさ!!
さすが皆さんのオススメ作品!!!

しょっぱなからニュースでガンガン流れ、パトカーなんかが走り回っているのに
おバカさん達は気づかないったっらありゃしない。
ヨロヨロ歩くゾンビちゃんも酔っぱいやジャンキーと勘違いするし。
いざ、事態に気付いてもショーンとエドは全く危機感無し!
懐かしい80年代POPSのレコードの円盤投げでゾンビに対抗!
そのさい投げるLPレコードのアーティスト選別にも大笑い!
大量のゾンビと戦う時の爆音クィーンにも大爆笑!!
(しかも某飲料のCMで使われていたアノ曲♪)
英国らしいというか、何があってもとりあえずお茶を飲み、
何かあったらパブでまったり集おうとする。
ショーンのお母さんのすっとぼけたトコロはさすが親。
いや、彼女やショーンの対応こそ、意外とリアルなのかも。
それにしてもゾンビの中に逃げる時の苦肉の作がゾンビのまねとは(笑)
しかもエドはゾンビちゃん達の真ん中で携帯電話で友達と会話する始末…。
 
全編にこのユルさが溢れているのだが、そこはゾンビ映画!
どんどん街にはゾンビが溢れ、いまにも窓から侵入してきそうな勢いに…
物語は一気に加速し歴代のゾンビ映画に対するオマージも満載♪
ゾンビに噛まれ、最期に心を通わしたのもつかの間その後ゾンビ化…という、お約束。
窓からにゅ〜っとゾンビにつかまれて引きずり出される。
地下の倉庫に追いつめられ、ああ、これまで?????
そして笑撃的なラストシーンなどなど…

やる気の無〜い、ジャンキーの溢れる英国のとある街。
女性が強いこの国の、典型的な優しいダメ男ショーンが、
ここ一番で、家族や恋人や友人のために無茶しながら活躍?そして成長?してゆく
ショーンの勇気と愛情と楽観主義?に、別れた彼女の心も動くわけね。
なんとショーンの女友達イヴォンヌちゃん(ジェシカ・スティーヴンソン)も、
ポイントで出てきて大活躍するし、彼の人を大事にするトコロも好感持てる。
人は殺せないけれど、ゾンビちゃんなら何とかやっつける、心優しいショーンくん♪
強烈なブラック・ユーモアに溢れながらも、
いつまでも子供なダメ男達への愛がたっぷり。
妙に微笑ましいゾンビ映画だった! 

[特典映像]
 メニューが凝っていて見にくいけれど、なかなか充実!
 
※なんと¥861こんな激安価格になったとは!購入すればよかった(泣)

ショーン・オブ・ザ・デッドショーン・オブ・ザ・デッド
サイモン・ペグ エドガー・ライト ケイト・アシュフィールド

バス男 ランド・オブ・ザ・デッド ディレクターズ・カット 28日後...特別編 ボーン・スプレマシー ゾンビ 米国劇場公開版 GEORGE A ROMERO’S DAWN OF THE DEAD ZOMBIE

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Comments

いやこれはゾンビ映画の中でも久々のヒットですよね。
ゾンビというよりただのコメディ映画だろうという声が
聞こえてきそうですけどw
それでもゾンビの造型は良いし動きだって終盤の内臓・・
としっかりゾンビ要素は含まれてましたよね^^

Posted by: Kaworinlove55 | September 13, 2006 at 06:20 PM

Kaworinlove55 さん

待ちに待って観た甲斐がありました!
さすが、皆さんのおすすめ作品(笑)
あのレコードのシーンは秀逸ですね!大爆笑!!。
クィーンの爆音サウンドにもぶったまげました。

ゾンビ映画としてのお約束をきっちり守っているあたり
制作者の愛情がたっぷり感じられていいですね〜!
それにしてもリーズナブルに売られていてショックです(爆)

Posted by: garam | September 14, 2006 at 04:28 AM

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