「ジャーヘッド」
[DVD映画]★★★☆☆
介入戦争の虚しさを描いた異色の戦争映画。
若い兵士達の青春に大きな穴を開けたのは
湾岸戦争のとある1ページにすぎない。
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「ジャーヘッド」
制作国:アメリカ(2005)
監督:サム・メンデス
原作:アンソニー・スオフォード
『ジャーヘッド アメリカ海兵隊員の告白』(アスペクト)
脚本:ウィリアム・D・ブロイルズ・Jr
撮影:ジャー・ディーキンス
音楽:トーマス・ニューマン
出演:
アンソニー・スオフォード(ジェイク・ギレンホール)
アレン・トロイ(ピーター・サースガード)
クリス・クルーガー(ルーカス・ブラック)
カジンスキー中佐(クリス・クーパー)
サイクス三等曹長(ジェイミー・フォックス)
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とにかく虚しい…そんな気分になるこの映画。
ワタシの大好きなジェイク・ギレンホール君主演の
異色の戦争…いや青春映画とも言えるかも。
見た目がジャーに似ているという、海兵隊のヘア。
そして頭の中が空っぽで虚しい…という意味も。
上官や仲間うちでのいじめ、
仲間を失うような厳しい訓練をし、
狙撃兵になったアンソニー。
だが、明日死ぬかも知れぬ彼らのする事といったら
自慰や馬鹿騒ぎばかり…
ごく普通の青年だった彼はいつしかシューティングにはまり
いつか人を撃ちたい、敵を殺したいと願うようになった。
だが湾岸戦争の前線に居た彼は
1発も銃を撃たずして無事に帰還。
敵ではなく味方に攻撃される。
目の前の敵を撃ってはいけないと命令される。
生と死の背中合わせなのに、馬鹿騒ぎの日々。
自分達は何のために闘っているのか?
何のために訓練してきたのか?
何のためにこの戦場に存在しているのか?
若い兵士のアイデンティティは崩れてゆく…
映画の中で『地獄の黙示録』の映像や音楽が多用されるのは
そう…ベトナム戦争の頃と何も変わっていないのだ。
彼らはそういった経験をしてまた元の生活に戻って行った。
でも、銃を握った感触は忘れず、心は戦地に置いたまま…
戦争はとても愚かで虚しい。
平和な生活に戻った若い兵士の心にもポカリと穴を開けてしまう。
ジェイクくんの大きな青い吸い込まれそうな瞳を観ていると
そう思えてならないそんな映画だった。
介入戦争やテロに巻き込まれたりと
徴兵制の無い日本だからこそ、色々考えてしまう。
とても虚しく…そして少し国家というものが怖くなる。
![]() | ジャーヘッド プレミアム・エディション ジェイク・ギレンホール サム・メンデス ジェイミー・フォックス ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2006-07-28 by G-Tools |
映画『ジャーヘッド』オリジナル・サウンドトラック
サントラ ボビー・マクファーリン 
ジャーヘッド-アメリカ海兵隊員の告白
アンソニー・スオフォード 中谷 和男 












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