8 posts categorized "監督:コッポラ・ファミリー"

April 14, 2007

「マリー・アントワネット」

[劇場映画]★★★★☆

好き嫌いは分かれるだろうが、
ワタシ好みの豪華なB級パロディ作品。
ソフィア節の真骨頂♪

カラフルスイーツどっちゃり
可愛い靴どっちゃり(お遊びアリ)
ニューウェーヴ・ミュージックどっちゃり時代考証無視の
ともかく贅沢なB級青春映画マリー・アントワネット
バージン・スーサイズ」「ロストイン・トランスレーション
に続く、ソフィア・コッポラ監督の第3作目。

個人的にはかなりツボで
評判いまひとつ良くないですが十分楽しく鑑賞♪

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

軽〜く浅〜く、しかも結構ブラック。
究極のセレブという切り口で
マリー・アントワネットを描いたパロディですな。
冒頭のタイトルロゴからして、
70年代の英パンクバンド、
セックス・ピストルズのジャケットのパロディですもん♪

音楽もヴィヴァルディラモーらのクラシックから
90年代の仏アーティスト、エール
近年の北欧のバンド、ラジオ・デプトといったメロウなもの
そして80年代のニュー・ウェーヴ・ミュージック
バウ・ワウ・ワウスージー・アンド・ザ・バンシーズ
ザ・キュアーニュー・オーダーアダム・アントなど)まで
幅広く多用したソフィアの音楽センスにはまたもや脱帽。

映像的にもベルサイユ宮殿での豪華なロケーション撮影と
(衣装でオスカー受賞しただけの事はある)
パステル調の豪奢な衣装とカラフルなお菓子達、
可愛らしい靴の並ぶ中に一瞬だけ映るコンバースといった
過去と現在が交錯する夢のような完成された異空間は素晴らしい。

究極のセレブリティ…ロイヤルファミリー…国を背負う者の宿命
どの時代でも同じ、どの国でも同じ、もちろん現代でも
おそらくソフィアはアントニア・フレイザーの描いた
マリー・アントワネットの知らざれる一面に
触発されたのだろう。

若すぎる、幼なすぎる、無知な王と王女。
世継ぎを生まねばならぬプレッシャー。
反動での贅沢三昧の貴族達との豪遊。
子が出来てロハスな生活を送り自然と戯れる姿…
それすらも贅沢な事に気付かない。
空っぽになった宮殿に追いつめられた時
一瞬だけ映る決起した民衆。
彼女に全く悪気は無くても罪なのだ。

ただ、こういった愚かな支配者の部分や
もっとドロドロした闇の部分があってこその
マリー・アントワネットなのだが
本作ではソフィア節でかなりサラッと流している。
愛情に満たされず、物欲に走った退廃的な宮殿での生活もカラフルでポップに
母になった後のマリーの素朴な姿はひたすらナチュラルにイキイキと…

人生の一瞬の輝きと、共に必ずある影
ソフィア・コッポラはソレを描く達人だと思っているのだが
今回も若い時代の一瞬のきらめきと心の揺れに重点を置き
その時代と自分の運命に流された一人の女の子
マリー・アントワネットの若い時代を
見事にキラキラと輝かせてみせていた。
しかも贅沢な宮殿や可愛らしい衣装や小物や料理もさながら
森の中でのちょっとした輝きが丁寧に描かれていたのが印象深い。
キラキラ輝いたその後に訪れる贅沢三昧のツケ。
観客は、その後マリーが裁判にかけられ
断頭台に立つ事を知っているのだ…

そして、何よりも輝いていたのは
マリーを演じるキルスティン・ダンスト
最初から最後までダンストの存在感は素晴らしかった!
少女のような顔にも、年増の女の顔にも
洗練された美女にもただの田舎娘にも見える独特のルックス。
子役からずっと演技をしてきた彼女の経歴もあるのか
背筋をピンとのばし堂々と歩く姿やその仕草は風格を感じた!!
キャラクター的には、ルイ16世を演じジェイソン・シュワルツマン
オタクで醜男なバカ殿っぷりが、ダンストに輝きを加えていたのも良い塩梅。

伝記的なマリー・アントワネット像を期待していると
大きな肩すかしを食らう事必須だが
そうでなくても楽しめる要素も満載。
さすがコッポラファミリーの才女!!!
好き嫌いは分かれると思うが一見の価値アリ。

公開直後に観たんですが…やっとレビュー書けました(汗)
いよいよDVD発売決定!!!
BOXにはジュエリー・ケース、ミラー、タオル、ブックレットなどの豪華特典有り。
DVDはメイキングの入った2枚組だそう。
通常仕様の初回限定盤にはスリーヴェケースと香りつきの油とり紙つきだそう。

B000P7VOJYマリー・アントワネット (通常版)
ソフィア・コッポラ キルスティン・ダンスト ジェイソン・シュワルツマン
東北新社 2007-07-19

by G-Tools
マリー・アントワネット (初回生産限定版)マリー・アントワネット (初回生産限定版)
キルスティン・ダンスト ソフィア・コッポラ ジェイソン・シュワルツマン

マリー・アントワネット サントラ
スージー&ザ・バンシーズ バウ・ワウ・ワウ
劇場にて購入したこのサントラがとってもグッド♪

マリー・アントワネット


Marie Antoinette マリー・アントワネット〈下〉 マリー・アントワネット〈上〉 ロスト・イン・トランスレーション オリジナル・サウンドトラック Lesser Matters

『マリー・アントワネット』サントラ・ダウンロード
 

I Want Candy: Anthology
Bow Wow Wow
彼らはこういう人達。『I Want Candy』『C30, C60, C90, Go』も収録。
B0000C83Z1

Pet Grief
The Radio Dept.
日本盤にはサントラの曲もボーナスで入り。
B000FCUYTK

グレイテスト・ヒッツ
ザ・キュアー
何と2007年のフジ・ロックに出演決定!しかも23年ぶりの来日!!!
B00005Q7KX

香港庭園(ホンコンガーデン)+2(紙ジャケット仕様)
スージー&ザ・バンシーズ
オリエンタルパンクなスジバンのこの曲が意外と合うんです。
B000EZ8BH0

ポケット・シンフォニー
エール
ソフィア御用達のエールのタイムリーな新譜。

B000LZ52WU

ファースト・インプレッションズ・オブ・アース
ザ・ストロークス

B000BV7TH0

Singles
New Order

B000BUE59Q

勝手にしやがれ!!
セックス・ピストルズ
パンクなタイトルロゴのパロディはコレのパロディ。

B00005GL2T


→映画「マリー・アントワネット」オフィシャルサイト

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January 27, 2006

「ドラキュラ」

[DVD映画]★★★★☆

ゲイリー・オールドマンのドラキュラ伯爵が素晴しい!
新しさは無いけれど、ブラム・ストーカーの原作に忠実に作ってみたという
フランシス・フォード・コッポラによる1992年の「ドラキュラ」。
 

15世紀…ワラキアの王ヴラド・ドラキュラ公(ゲイリー・オールドマン)は、
キリスト教の神の名の元に、トルコ軍との戦いで奇跡的な勝利をおさめるが、
新婚で最愛の王妃エリザベータ(ウィノナ・ライダー)は、
王戦死という誤報で川に飛び込み自殺してしまう。
こうしてヴラドは人の血を飲んででも神への復讐をったのである…。

そして1897年英国。
愛しい婚約者ミナ(ウィノナ・ライダー)を残して、
青年弁護士ジョナサン・ハーカー(キアヌ・リーヴス)は、
ロンドンの大きな物件の契約のためトランシルヴァニア地方の城へと向かう。
前任者の同僚レンフィールド(トム・ウェイツ)は、
この仕事で精神に異常をきたし、病院へ収容されたまま…。
はるばるやってきたその城で彼を待っていたのは、
ドラキュラ伯爵(ゲイリー・オールドマン)という無気味な老人。
そして彼はその城に監禁されてしまう。

その頃ロンドンに残されたミナは、
裕福で奔放な親友のルーシー(サディ・フロスト)の家に居た。
ルーシーはある夜、突然夢遊病のような行動をするようになった為、
看病をしているのだが、帰って来ないジョナサンの事も心配だ。
ある日、彼女は街で不思議な男…トランシルヴァニアの伯爵に出会い、
どんどん心惹かれるのだった…。
その頃、ロンドン中で奇怪な事件が多発していた。
ルーシーを診察していたヘルシング教授(アンソニー・ホプキンス)は、
彼女の行動の原因を吸血鬼の仕業だと確信し始めていた。
そんな時、ずっと連絡の無かったジョナサンから無事との連絡があり、
トランシルヴァニアで結婚式をすぐ挙げる為に旅立とうとするのだが…

* * * * * * * * * * * * * * *

う〜懐かしい作品!
そりゃもう巨匠コッポラさんなので、
物語的にはかなり弱〜いものなのだが、
影の使い方や、キャラクターの作り込み、
美しくもドロドロした映像が素敵だし、
何よりキレキャラのオンパレードでテンション高い高い!!!
重鎮アンソニー・ホプキンスだの、
キレ度ナンバーワン俳優ゲイリー・オールドマンだの、
愛しの酔いどれミュージシャン、トム・ウェイツだの
犯罪者演らせたらぴったりの役者揃い♪

とにかくゲイリーさんの変化が素晴しい!!!
奇怪な老人、ダンディな男前から醜い怪物まで全部彼!!!!!
こりゃもう好青年役のキア・リーヴスの存在が薄〜くなっも仕方が無い。
千夜一夜物語でポッとなってしまう、
ウブな可愛い可愛いウィノナ・ライダーを虜にするのは簡単でしょうよ。
生真面目な婚約者より、情熱的で官能的な怪しい男との横恋慕。
このエピソードはなかなかリアルで好き。
そして、普通だったらドラキュラ伯爵役であろう、
アンソニー・ホプキンス演じるヘルシング博士のいい加減さも面白い。
ぶっとびまくっているが目が怖いって(笑)
それにしてもお友達の赤毛のルーシーちゃんはお気の毒…。
これまで数々の男をたぶらかしてきたお仕置きかな…。
いや、ルーシーちゃんにメロメロだった3人衆が一番可哀想か。

苦手なもの、日光、十字架、聖水、鏡、にんにく、木の杭、etc
必需品、生まれた土地の土、棺桶、生き血。
そして、ドラキュラ伯爵の3人の花嫁達。対するヘルシング教授!
吸血鬼のモチーフの基本形がここに集約されているようだ。

結果的に愛と神によって奇跡がもたらされるわけだが、
そもそもが宗教的な背景ありきで生まれた物語ゆえ、
日本人にとってはご都合主義に感じられてしまうのは否めない。
怖くは無いがきっちり作られた作品であるので、
このあたりは割り切って楽しもう。

 
ドラキュラ
ゲイリー・オールドマン フランシス・F・コッポラ ウィノナ・ライダー
B00006880B

 

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May 22, 2005

「ヒューマン・キャッチャー」

[DVD映画]★★★★☆

あのコウモリ男が帰って来た!
今度の獲物はバスケット・チームの若者達だっ!
な〜んて、帰って来るも何も、前作「ジーパーズ・クリーパーズ」の直後の設定。
すぐに続編を制作する事となったため、このアイディアが生まれたそう。
だからヤツが地上で食べる最終日間近の22日目から物語は始まる。

巨匠フランシス・フォード・コッポラの製作総指揮による
ブラック・ユーモア満載のもはやエンターテイメント・ホラー。
監督・脚本はもちろんファットなヴィクター・サルヴァ!。
制作は同じくアメリカン・ゾエトロープ。2003年制作のアメリカの作品。
前作では前半は“謎の大男”の恐怖を描いていたが、
もちろん続編なので正体はバレバレ。しかもキャラも変化し過ぎで突っ込み所は満載。
だが、今回は“知っている”からこその恐ろしさをスピーディーに大展開!
前作より更に吉本新喜劇的に楽しむべき「ヒューマン・キャッチャー」。
観はじめたら止まらない♪

『23年ごとの春 23日間にわたり それは食べる』

22日目
父タガート(レイ・ワイズ)と兄ジャックと共に
トウモロコシ畑で農作業 …“かかし”の設置を手伝っていた少年ビリー。
夕日に照らされ金色に輝くその中に立つ黒い帽子を被った“かかし”達。
だが、突然一体の“かかし”が動きだし襲って来た!
父と兄と愛犬マックの追跡も虚しく“そいつ”はビリーを捕まえたまま、
突然シュパッと羽を出して大空にへ飛び立ってしまう。
「父さん!」と悲痛な叫びを残して、
可愛いビリーは“そいつ”と共に夕日の空へ吸い込まれてゆく…。

23日目
州の大会で優勝し、盛り上がりまくる、
ハイスクールのバスケットチーム、“バンタムズ”の部員と
チアリーダー部員たちを乗せたスクールバス。
田舎の1本道、東9号線を走っている…と突然のパンク!
調べてみるとタイヤに手製の手裏剣?。
どうやら骨と金属で作られておりウラには人間の歯らしきものが埋込まれている。
ラジオではボホ郡の教会で見つかったという“人間タペストリー”の奇怪な事件が…。
すっかり日が落ち、タイヤをチェンジし再び走り出したのだが…またパンク!!
そしてまた手製の手裏剣がタイヤにささっている。
今度は骨と皮で作られており…ウラには…
人間のヘソ(あの見覚えのあるダリー君の花のタトゥ?)??
この直前急に眠りに落ちたチアリーダーのミンクシー(ニッキー・エイコックス)は、
畑で叫び“あれ”を指差す、血まみれの少年二人の夢を観ていた。
発煙筒をバスの周りに置くコーチ達が次々と突然空へと何者かにさらわれ、
バスは動かず、無線も通じず不安で一杯の彼等の前に
ついに“そいつ”は突然姿を現した!!

一方、タガート親子。
愛犬マックが畑で見つけた奇妙なナイフのような刃物には
妙に芸術的な無気味な装飾彫刻が施してあった。
切れ味抜群のその刃物。きっと“あいつ”のものに違い無い!
こうして残された親子は“あいつ”に復讐を誓い、何やら行動開始した!!

“かかし男”=“コウモリ男”=“そいつ”=“あれ”=“あいつ”…
“ザ・クリーパー”(ジョナサン・ブレック)が獲物を襲いながら飛びまくる!!!
あっちからも、こっちからも、ピュンピュン、ピョンピョン、バッサバッサ…
あの手この手で怖がらせ、恐怖の臭いを嗅いで選んだ獲物をゲットするために、
ウインクするわ、ガラスをなめるわ、指で合図するわ…若者達を弄ぶ。
手製の武器の芸術的な装飾といい、全く手先の器用でまめな怪物だ。
今回は前作と違い黒光りする無気味な姿。
大好きな恐怖の臭いを嗅ぐだめ鼻の穴はなんと3つ!
欲しいパーツを食っては自分に取込み、自分のパーツとしてにょきっと出す、
残りはきっちり武器や住処に使用するという、残忍なリサイクル野郎!

そして“そいつ”の獲物である若者達。
こういう時こそ人間の本性出るため、窮地の彼等は仲たがい。
やたらプライドの高いひねくれ者のスコッティ(エリック・ネニンジャー)君の
怖がりっぷりは人間臭いが、小さい事にクヨクヨしていて相当マヌケ。
キンボール君のビビリ具合、真直ぐな男D君の活躍は意外と良かったな〜。
犠牲になった人の共通点は『怖がりなのに好奇心旺盛で妙な正義感を持つ』人。
ミンクシーちゃんの突然霊媒師状態にはかなり無理があったが、
前回と冒頭のエピソード説明するために入れたかったんだろう。
可愛いビリー君とあの懐かしいダリー君には思わず、ホロッ…

大活躍といえば、タガート父ちゃん!
“コウモリ男”の武器と穿孔機を使って一日がかりでお手製の武器を作るなんて!!
それを支えるジャッキー兄ちゃんも、いい仕事するなぁ!!!
思わず「父ちゃん頑張れ!」「兄ちゃん頑張れ!」と激励してしまうではないか!
最後の最後まで復讐の炎を燃やし続ける
タガート父ちゃんの愛情と執念に座布団5枚!

そして23年後
タガート父ちゃんには座布団10枚!!
うひゃ〜、ここまでは想像出来ずに笑えた笑えた!!!
好きよ!ただでは転ばぬその商売根性と執念深さ。
タガート父ちゃん頑張ってくれよっ!!!!!!
 
特典映像
 てんこもりなメイキングやインタビュー、トレーラー等有。
 今回は技術的な事や制作の裏を覗けるのが楽しい。
 
ヒューマン・キャッチャー 特別編
レイ・ワイズ ビクター・サルバ ジョナサン・ブレック ニッキー・アイコック
B0002ONYHA

ヒューマン・キャッチャー/ジーパーズ・クリーパーズ2
ベネット・サルヴェイ サントラ
B0001M6H36

■映画「ジーパーズ・クリーパーズ」レビュー
 

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May 21, 2005

「ジーパーズ・クリーパーズ」

[DVD映画]★★★☆☆

これも一種の穴モノですね。
予告編でちょっと観たかった作品「ジーパーズ・クリーパーズ」。
年末にテレビで放映されたのを観た時は、途中から開いた口が塞がらない。
そして余りのゆるさに笑いが止まらなかった。
セリフにもある“ホラー映画のおバカな主人公のスタンダードな展開”を
自ら実践してしまった、あわれな姉弟の物語。

巨匠、フランシス・フォード・コッポラ製作総指揮のB級ホラー?(と言い切ろう!)
監督・脚本はコッポラが発掘したヴィクター・サルヴァ
この人は元々脚本家だったんですね…そのぼよんとした巨体も頷ける。
製作はコッポラが運営しするアメリカン・ゾエトロープ。
2001年制作のアメリカの作品。

姉のトリッシュ(ジーナ・フィリップス)と弟のダリー(ジャスティン・ロング
は春休みのため車で帰省中。
通りかかる自動車のナンバープレートで言葉遊びをしながら田舎道を走っている…と、
後ろからものすごい勢いで走ってくるトラックが!!!
まるで殺人鬼でも乗っているような」そのトラックは
みるみる接近してきて衝突しそう!
ナンバープレートには“BEAT1NGYOU
ガラスは真っ黒に塗られており、中は見えない。
このとんでもないカーチェイスをなんとか切り抜けた後
ふと視界に入った古い教会の穴の中に、
怪しい大男が血の付いたシーツで包んだモノを投げ入れるのを目撃してしまう。
しかも前に止まっている不気味なトラックはさっきの怪しいトラックではないか!
見られた事に気づいた男は、再びあのトラックで不快な警笛を鳴らしながら
とてつもない猛スピードで追いかけて来る!
今度は本気だ、ガンガン車体をぶつけてくるではないか!!!

“それ”から何とか逃げ切った2人だったが、
ダリーはあの穴に捨てられたモノが気になって仕方が無い。
もし、あれが生きている人間だったら?
ここで登場!ホラーの王道、おバカな主人公の“妙な好奇心と正義感”
こいつが命取りになる事はわかっているのにやめられない。
穴の中を確かめるため、再び教会に戻り穴に滑り落ちてしまったダリーは見てしまう。
シーツにくるまれていたモノ!!穴の底の想像もしなかった異様な光景!!!
彼等がドライブ中にふと思い出した話。
23年前行方不明になった高校生カップル。首が無かった二人。愛を誓った指輪が…
穴から出て来たダリーの様子がおかしい。
ボコボコになった車を走らせ、二人は最寄りの喫茶店に駆け込むが、
中にいるお客達は何だかとっても異様なムード。
そこに、ダリーあてに変な電話がかかって来た。
『ジーパーズ・クリーパーズ♪』レトロで軽快な音楽。
受話器の向こうで予言者の叔母さん曰く、
この曲に注意して! その歌詞で歌われているのは???


教会の地下室。イヤな泣き声のカラス。
猫おばさん、予知夢おばさん、喫茶店の妙な客達。
最初の「激突」を思わせるスピード感あふれるサスペンス感、
そして穴まわりでの「羊たちの沈黙」的なサイコ・ホラー感
これが中盤から想像もつかない妙ちきりんな怪物モノに急展開!
黒い帽子に黒いマント。妙に粉吹いたような白い顔。
そいつは、殺しても殺しても、人間のパーツを自分のものにして、
長い時間を生きて来た現れる世にも醜いコウモリ男(ジョナサン・ブレック)!
臭いで獲物を嗅ぎわけ襲う、その醜い鼻。
ついでににょきっと生える微妙な羽。
ヤツに目をつけられたら逃れる術は無いのである。
コイツが登場してからは、ドキドキするよりむしろ笑える。
主役二人の名演技、最初の伏線どこへやら♪
とっても弱い警官達や超能力者のおばさんには運命を変える事も出来ず、
気の強い姉さんがかっちょいいタンカ切っても、聴かなかったフリのコウモリ男
『ジーパーズ・クリーパーズ♪』
謎めいた不気味な歌詞に反する、ゆる〜い音楽がこれまたイイ!
この曲流しながら裁縫・加工作業するなんて手先の器用な怪物。
コヤツは都市伝説というより、23年に1度現れる田舎のたちの悪い妖怪。

いや〜、真剣に作るB級映画。この作品はこの醍醐味が十分味わえます。
こういうのは真剣に突っ込んで観てはいけません。
あぁ、そんなコトしちゃ! ホラごらん!! そんなアホな!!!
と、吉本新喜劇を鑑賞するがごとくのお決まりコースを楽しもう。
これが続編まで制作されるヒット作というのが謎ですが〜。
映画ってホント、面白いですね。

特典映像
見応え十分なメイキングやインタビュー、トレーラー等有。
その生真面目なエピソードには感心します!

ジーパーズ・クリーパーズ デラックス版
ジーナ・フィリップス ジャスティン・ロング アイリーン・ブレナン
ヴィクター・サルヴァ
B000066HMQ

ジーパーズ・クリーパーズ フィギュアバージョン
ジーナ・フィリップス ジャスティン・ロング アイリーン・ブレナン ヴィクター・サルヴァ
B0000677PT

ヒューマン・キャッチャー/ジーパーズ・クリーパーズ2
ベネット・サルヴェイ サントラ
B0001M6H36

■映画「ヒューマン・キャッチャー」レビュー
 

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December 28, 2004

「ロスト・イン・トランスレーション」

[DVD映画]★★★☆☆

彼女は、“人生のある一瞬のきらめき”を描きたいのかもしれない。
ソフィア・コッポラの映画監督作品「ヴァージン・スーサイズ」に続く
第2作目の「ロスト・イン・トランスレーション」。
またもや美しく懐かしい音楽と共に、
日本にやって来たアメリカ人男女の切ない一時が淡々と描かれる。
2003年製のアメリカ映画。

某ウィスキーのCM撮影のため、東京にやって来た
ハリウッド・スターのボブ(ビル・マーレー)は、言葉の壁のため、
どうも仕事上の意思の疏通が出来ずにストレスがたまっている。
カメラマンの夫の仕事に同行たシャーロット(スカーレット・ヨハンソン)は、
夫が多忙で放っておかれっぱなし…。
同じホテルに滞在していた二人は、ある日、ホテルのバーで出会った。
お互いに、充実しているはずなのにどこか虚しい日々を送っていた二人には、
いつしか淡い恋愛感情が生まれてゆくのだ…。

まったりとすすむストーリー。
高速から見えるビル群。
新宿。渋谷。中目黒。人の群れる街。人のいない街。
CMやスチール撮影の裏側。
あまりにもお粗末な通訳。偉そうな監督、へつらうスタッフ。
マシュー(藤井 隆)の異常なテンションのTV番組。
妙なアレンジもなく皮肉な位にストレートに描かれた日本。
どこかが、あやしくおかしな東京。

結婚25年にもなる妻子のいる男…忘れられたハリウッド・スター。
売れっ子カメラマンの夫と結婚2年の若い女。
必然的な贅沢な悩みなのだが、
どこか満たされず寂しく息苦しさを感じ、眠れない二人。
切ないが、旅するとよくある心情。
この二人が惹かれあうのは必然のように思われる。

ホテルから抜け出す二人は子供の様。
クラブ、カラオケ、若者達との交流。二人での食事。
最後まで、周囲の喧騒をよそに静かに寄り添う二人。
京都でシャーロットが見た和装の花嫁一行の鮮やかさ。
宝物のような時間を大切にしたいからこその純愛。
シャーロットを見るボブの目はいつも眩しそう。

相変わらずソフィア・コッポラ監督の音楽センスは素晴らしい。
ケヴィン・シールズ(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)、
AIR(エール)、ジーザス&ザ・メリーチェインなどを起用。
更には若者達と二人が歌う洋楽カラオケは
セックス・ピストルズの『ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン』
ザ・プリテンダーズの『恋のプラス・イン・ポケット』
ロキシー・ミュージック『モア・ザン・ディス』
ボブの歌う『モア・ザン・ディス』は聴けたものではないけれど…。

はっぴいえんど(松本隆、鈴木茂、大瀧詠一、細野晴臣が在籍していた)の名曲
『風をあつめて』で終わる所がニクイ。
この曲で日本人は、モヤモヤが全てが吹き飛ばされてしまうではないか。
ずるいなぁ。 
音楽と透明な映像にちょっとごまかされた気分にもなる、
不思議な世界だった。

ロスト・イン・トランスレーション
ビル・マーレイ

ロスト・イン・トランスレーション オリジナル・サウンドトラック
サントラ リチャード・ベッグス ケヴィン・シールズ 
セバスチャン・テリエ スクエアプッシャー デス・イン・ヴェガス


関連音楽(このアルバムに紹介した曲が入ってます)
風街ろまん 勝手にしやがれ!! Greatest Hits アヴァロン
 
 
■ 映画「ヴァージン・スーサイズ」のレビューはこちら
 

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November 21, 2004

「ヴァージン・スーサイズ」

[DVD映画]★★★★☆

少女達の思春期特有の無垢なる輝きと危うさが、
ノスタルジックに描かれた青春ドラマ「ヴァージン・スーサイズ」
原作はジェフリー・ユージェニデスの「The Virgin Suicides」
(邦題「ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹」)。
巨匠フランシス・F・コッポラ監督の愛娘ソフィア・コッポラ
初監督、映画化した1999年の作品。

1970年代のとあるアメリカ郊外の町。
少年達の回想で始まる。
最初はセシリア(ハンナ・ハル)だった。
聖母マリアの写真を胸に抱きながらの自殺未遂。
わずか13歳の少女が下した決断に大人たちは困惑。
一命をとりとめた彼女に
「人生の辛さもまだ知らない年なのに」と医師が言うと、
本人曰く
「先生は13歳の女の子になったことはないでしょ。」
数学教師で父(ジェームズ・ウッズ)、
敬虔なクリスチャンの母(キャスリーン・ターナー)、
この厳格な家庭リスボン家の輝く5人姉妹、
ラックス(キルスティン・ダンスト)、ボニー、メアリー、テレーズ、セシリア。
少年達は皆、輝く彼女たちに憧れていたのだった…。 

空にヘビトンボが飛びかう美しい6月のある日、
リスボン家で催されたパーティの日、
ついに末娘のセシリアが自殺に成功してしまう…。
新学期に入り、四女のラックスが遊び人のトリップ(ジョシュ・ハートネット)と
過ちを犯し、リズボン夫妻は娘の不始末に激怒。
姉妹たちを文字どおり家に閉じ込めた。
学校にも通わせず、外界から隔離された少女たちと
何とかコンタクトしようとする少年達。
だが、そんな彼らの想いも伝わらず、姉妹たちは自らの命を…。
それから20年以上が過ぎ、少年達だけが大人になった。

最初に観た時は彼女達の行動が不可解であると共に、
監禁される恐怖もあって痛々しくて、悲しくなった。
4人力をあわせて家を出てしまえなかったのか?。
どうして?なぜ?
少年達にどうして合図をしたのか??

だが、次に観た時はこれはあくまでも、
元少年達のノスタルジックな回想なのだと思った。
姉妹達はセシリアの死に、閉鎖された空間=自分達の家で
同調せざるを得なかったのではないか。
セシリアの大切にしていたニレの木を取り囲んで守る姉妹達だもの。
すっかりオヤジになった少年達の心の中に、未だに眩しく少女のまま輝く5人姉妹…。
彼女達を神聖化して今も時々ふと想うオヤジ達。
そんな物語かも、と思った。
少年達の青春の1コマは、こんな悲しい出来事すら
遠い日の美化された記憶となるのか…。

もう一度時間をおいて、また観てみようと思う。
 

ヴァージン・スーサイズ
ヴァージン・スーサイズ


 
そして!
フランスのデュオAIR(エール)のサントラが、素晴らしくよく出来ていた。
懐かしい70年代のヒット曲と共に本編で優しく甘くメロウな感じで流れる。
サントラだけでも聴きごたえ有り。

コッポラファミリーの音楽センスってホントに良い!。
最近自分でレビューを書いていて、
コッポラファミリーものには必ず音楽にふれている事に気付いた次第であった。


ヴァージン・スーサイズ
エール


ヴァージン・スーサイズ
サントラ トッド・ラングレン スローン エール 10cc ハート

 
■ 映画「ロスト・イン・トランスレーション」のレビューはこちら
 

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October 25, 2004

「CQ」

[DVD映画]★★★★★

恐るべし!コッポラファミリー!
やはり息子もタダモノでは無かった…
実はフランスのソフト・ロックなンド“メロウ”mellowが、
このサントラ『ドラゴンフライ-CQサウンドトラック』
を担当しているので、借りてみた。
勿論、音楽は60〜70年代のゆる〜い感じで、なんともハマっていたのだが、
なんと、映画事体も面白かったのだ…!

ちなみにこのジャケットの『ドラゴン・フライ』役はスーパ・モデル。
最近のモデルさんって、演技もお上手。

巨匠、フランシス・コッポラの息子(ソフィア・コッポラの兄ですな)
ローマン・コッポラの初監督映画作品。
彼は上記のメロウやダフト・パンクなどのミュージック・ビデオや
CMのディレクターとしてはすでに活躍している。
期待も十分のデビュー作となるわけだが、
なんとも『映画とは』と思わせる作品を作ってしまった。
2001年のアメリカ映画「CQ 」

舞台は1969年のパリ。
アメリカ人の青年・ポール(ジェレミー・デイヴィス)は
アンドレイ(ジェラール・ドパルデュー)が監督する、
2001年を舞台にしたSEXYなSFスパイ映画「ドラゴンフライ」の編集を担当。
実生活では自らの日常を追った自主映画の制作に熱中し恋人との仲が危うい日々。
そんな中「ドラゴンフライ」の制作はエンディングを巡り監督と
プロデューサーのエンゾ(ジャンカルロ・ジャンニーニ)が対立し、
監督は降板させられてしまう。
一度監督もろとも解雇されたのだが、次に担当した若い監督もケガで断念。
急遽、白羽の矢が立ったのは編集をしていたポール。
彼は主役女優の女子大生ヴァレンタイン(アンジェラ・リンドヴァル)に惹かれつつ、
映画の中のドラゴンフライ=女スパイに恋をして、
プロデューサーの納得のいくエンディングに悩むハメになってしまうのだ!
さて映画「ドラゴンフライ」とポールの恋の行方は???

といったあらすじなのだが、
まるで「バーバレラ」のような60年代の超チープなB級映画「ドラゴンフライ」、
の『制作現場のウラ事情』と
ポールのリアルな日常を追った自主映画「69/70」
の『恋愛がらみの事情』が、
実に微妙に絡み合うのだ。
観ている方は3つの映画を観ている事になる。
新人監督のポールくんのダメっぷり、悩みっぷりがイイ。
コッポラ監督が影響をうけた1969年にとにかくこだわり、
当時の撮影技術を駆使して、CGを使わず完成させたとコメントしていた。
だから、妙にリアルなレトロ&ポップな仕上がりになっている。

音楽も古いビンテージのものを使い、
こだわりまくって作ったらしい。
メロウのアルバムはこれが2作目なのだが、3作目でこれが見事に影響され、
彼等の音の幅も広がっていた。

ちなみにソフィア・コッポラも某役柄で出演したり、
コッポラファミリーあげてのバックアップは羨ましい。
そりゃ、センスも磨かれるものだわ…。

映像特典として劇中映画の「ドラゴンフライ」が、
2人の監督のバージョンが収録されていたり、
この辺りのエピソードは特典に十分過ぎる程入っているので、ご覧あれ。
メロウのお姿も拝めたし、(←結局それか)
全く期待していなかっただけに、お腹いっぱい。

CQ (ゴージャス・エディション)
CQ (ゴージャス・エディション)

サントラはこちら

ドラゴンフライ-CQサウンドトラック
ドラゴンフライ-CQサウンドトラック
 

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September 18, 2004

「地獄の黙示録 特別完全版」

[DVD映画]★★★★★

フランシス・フォード・コッポラが1996年に旅先のロンドンのホテルで
テレビ放映されていた地獄の黙示録を観て思いつき、
「地獄の黙示録」にコッポラが自らの手で49分の未公開映像を追加して
2000年に完成させた、202分のまさに長大作「地獄の黙示録 特別完全版」である。
原作は、コンラッド作「闇の奥」(岩波文庫)

ベトナム戦争中のサイゴン。
本国から戻ってきたウイラード大尉(マーティン・シーン)は特別任務を与えられる。
それは軍隊の命令を無視してジャングルの奥深へ逃れ、
『王国』を築いているというカーツ大佐(マーロン・ブランド)の抹殺。
彼には、捕虜の殺人容疑がかかっている。戦争なのになぜ殺人容疑?
いつしか大佐への興味、いや幻想を深めつつ
ウイラード大尉は巡視艇でメコン川をさかのぼりカーツ大佐の『王国』を探す…。
ベトナム戦争の凄まじい地獄絵図を目のあたりにしながら、
『王国』へ辿り着いた彼が遭遇するものは…。

この映画の音楽は印象的かつ効果的。
ドアーズ「ジ・エンド」でこの映画は始まる。
オープニングから、THE ENDだ。少しエキゾチックなナンバー。
サーフィンをするために、ベトコンの村を焼き払うギルモア中佐。
彼の部隊の出撃音楽はワーグナー「ワルキューレの騎行」
これを大音量で流して出撃するのだ…。かのヒトラーも愛したワーグナー。
その躍動感とスケールのある管弦楽曲が密林に響き渡る。
ジャングルのどまん中には仮設の特設ステージでCCR「スージーQ」が流れ、
雑誌「プレイボーイ」のグラビアクイーン達がストリッパーまがいのダンスをする。
それに興奮した兵士達により、コンサートは中断。
ローリングストーンズ「サティスファクション」を流しながら、
まったりとウイラードの乗った目的地不明の巡視艇は川をのぼり続け…
カーツ大佐に立ち向かう時にはまた…「ジ・エンド」

新たに加わったシーンは重要だ。
雨の中、荒んだキャンプ。救急ヘリの中には、あのプレイメイト達がいた。
あの慰問のあと、不時着したヘリの中で兵士を相手に酷い目にあっていたらしい。
狂気の中での、一時のふれあい…。
または、ジャングルの奥地にある小さな船着き場。
そこではフランス軍の兵士達が出迎えられ、
彼等の案内にしたがってまるで中世の荘園のようなフランス植民農園へ…。
そこの長老は言う。
『ここは我々の築いた土地だ。だからずっとここに留まるのだ。戦ってでも。
 しかし、アメリカ人は、幻想と実体のないもののためえに戦っている。』
その他、多くのシーンが追加され、ストーリーが深くスムーズになった。

先日亡くなったマーロン・ブランド演じるカーツ大佐。
大きく美しく気高く詩人で狂人。圧倒的な存在感。
デニス・ホッパーが(大好きだけど)小さく見える…。
ずっとカーツ大佐の幻想を求め続けていた。
ウイラード大尉=マーティン・シーンの眼差しも、同じく印象的。

戦争による狂気、恐怖、興奮…そして戦争の目的、疑問。
そんな事を考える作品であった。
今も、これとは別の『幻想』と戦っている兵士が中東などにいると思うと複雑な心境。
新たな戦争はまだ続いているのだ。

地獄の黙示録 特別完全版
地獄の黙示録 特別完全版
 
■ 小説『闇の奥』のレビューはこちら
 

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