11 posts categorized "★ゾンビ系"

September 01, 2007

「グラインドハウス U.S.A.バージョン」

[劇場映画]★★★★★

ロドリゲス&タランティーノ監督とその仲間達が作り出す
B級レトロで下らな〜いグラインドハウスワールドは、もう最高!!!
ゾンビ&スラッシャー好きの方限定でおススメ。
ゼヒこのバージョンでのDVD化を求む!!!


せっかくなので8/24〜8/31限定上映だった

『グラインドハウス』U.S.A.バージョンを観てきました!

料金¥3,000というのがネックでしたが
ロドリゲス&タランティーノ監督のマニアックな世界を
3時間11分思う存分堪能!!!大満足♪♪♪

映画『GRINDHOUSE/グラインドハウス』ポスター

コレってそもそもが両監督が
スラッシャー、セクスプロイテーション、ブラックスプロイテーション、
カー・アクション、マカロニ・ウエスタン、香港カンフー
などなどのB級を映画一緒くたに予告編と共に2〜3本立上映されていた
70年代の『グラインドハウス』ワールドを自分達で作っちゃおう!
と、本編2本と間に流れる予告編まで作って1作品にパッケージしたものだそう。
日本ではおそらく大人の事情で
ロバート・ロドリゲス監督の「プラネット・テラー」
クエンティン・タランティーノ監督の「デス・プルーフ」
をそれぞれ再編集して単品公開されるのですが
せっかくならこのU.S.A.バージョンをと最終日の最終回に鑑賞。

何と言ってもフェイク予告編が観たいじゃないですか!

深夜ですが…満員。(予約しておいて良かった)
パンフレットも売切れ、プレゼントとやらも引換券だし、ショップも閉まるし…
今ひとつの劇場対応でしたが座席も観やすく小さめのスクリーンもそれっぽいし
何よりもファン達のノリが最高でしたね♪
前後左右お兄ちゃんの笑い声といい、拍手といい、
ワタシが目立たず助かりました(汗)感謝です♪♪

 
1. フェイク予告編 「マチェーテ」 ロバート・ロドリゲス監督
2.『プラネット・テラー アメリカバージョン』 ロバート・ロドリゲス監督
3. フェイク予告編 「ナチ親衛隊の狼女」 ロブ・ゾンビ監督
4. フェイク予告編 「Don't/ドント」 エドガー・ライト監督
5. フェイク予告編 「感謝祭」イーライ・ロス監督
6.『デス・プルーフ アメリカバージョン』 クェインティン・タランティノ監督


の順序でテンポも宜しく下らな〜い予告編開始と共に爆笑♪
ホントに贅沢にも良く出来たフェイク予告編は観てよかった!!!
フェイク予告編なのに、某有名俳優さん達が出演していたり
とにかくグハハ…とバカウケ状態でしたよ。
どうやら最初の「マチェーテ」だけは
単品上映の『プラネット・テラー』でも上映されるそうなのでお楽しみに。

ちなみにプリント数の少ないインディーズ映画にありがちな
プリントの派手な傷、飛び、ブレ、リールごと紛失…
までもが、本編にもフェイク予告編にも緻密に再現されているのも
なかなかオツでした。
昔は学園祭や自主映画上映なんかで、フィルムが燃えたりしてましたもんねぇ〜


さて…本編達を軽く紹介

『プラネット・テラー アメリカバージョン』もう最高!!!
ゾンビ映画なのでダメな方は最悪でしょうが
お約束もきっちり守つつ、タイミングもバッチリのとにかく下らないネタがイイ!!!
そして何といっても…見所はチェリーちゃんの武器、片足マシンガンですな(爆)
タラちゃんの“変態”っぷりもおさえておきましょう。
あ、ブルース・ウィリスの情けない姿
某ドラマで活躍していたナヴィーン・アンドリュースにも注目!!!
『フロム・ダスク・ティル・ドーン』を越えるバカバカしさでした。

映画『グラインドハウス/プラネット・テラー』ポスター 映画『グラインドハウス/プラネット・テラー《黄》』ポスター

オリジナル・サウンドトラック「プラネット・テラー in グラインドハウス」
サントラ ローズ・マッゴーワン
B000UJAOV6

そして…

『デス・プルーフ アメリカバージョン』がこれまた素晴らしい!!!

まった〜りした女の子達のバカバカしい会話が進み
ゆる〜い展開に飽きた頃…
突如カーアクション&スラッシャーものへ急変!!!
もちろんタラちゃんならではの復讐劇&オタクネタも満載で
ラストには館内大拍手!!!!!
物事の二面性を上手く利用し極端にバカバカしく描いていますな。
何よりもゾーイさんとキム姐さんが素敵すぎるのと
スタントマン・マイクに扮するカート・ラッセルの切ない瞳〜(笑)
『プラネット・テラー』に出演していたアノ人やコノ人もご登場と
これも見所であったりします。

映画『グラインドハウス/デス・プルーフ』ポスター

デス・プルーフ in グラインドハウス
オリジナル・サウンドトラック
B000TGIQWE

とにかくエロ、グロ、ナンセンス、バイオレンス満載でもちろんR指定。
誰にでもおすすめ出来るものではありませんが
ロドリゲス&タラちゃん&B級映画好きの方には
両作品超おすすめ〜!!!
どちらも力強い女性達とそんな女性達に弱〜い男達を
バカバカし〜く描いております。


気が早いですが、これらの作品のDVDは
フェイク予告編を入れた
このU.S.A.バージョン完全版とかで発売して欲しいですね。
絶対買いますから…ゼヒ!!!

_________________

「グラインドハウス U.S.A.バージョン」
原題:GRINDHOUSE

製作国:アメリカ(2007)
映倫 R-15

監督:ロバート・ロドリゲス/クエンティン・タランティーノ他
脚本:ロバート・ロドリゲス:「プラネット・テラー」&「マチェーテ」
   クエンティン・タランティーノ:「デス・プルーフ」
撮影:ロバート・ロドリゲス「プラネット・テラー」&「マチェーテ」
   クエンティン・タランティーノ「デス・プルーフ」
出演:

「プラネット・テラー」
ローズ・マッゴーワン:チェリー
ブルース・ウィリス:マルドゥーン
フレディ・ロドリゲス:レイ
ジョシュ・ブローリン:ブロック医師
マーリー・シェルトン:ダコタ
ジェフ・フェイヒー:JT
ステイシー・ファーガソン:タミー
ナヴィーン・アンドリュース:アビー
マイケル・ビーン:ヘイグ保安官
レベル・ロドリゲス:トニー
ジュリオ・オスカー・メチョソ:ロミー
ニッキー・カット:ジョー
エレクトラ・アメリア・アヴェラン
エレクトラ・イザベル・アヴェラン
トム・サヴィーニ
カルロス・ガラルドー
マイケル・パークス
クエンティン・タランティーノ

「デス・プルーフ」
カート・ラッセル:スタントマン・マイク
ロザリオ・ドーソン:アバナシー
ローズ・マッゴーワン:パム
シドニー・ターミア・ポワチエ:ジャングル・ジュリア
ゾーイ・ベル:ゾーイ
マイケル・パークス:アール
メアリー・エリザベス・ウィンステッド:リー
ヴァネッサ・フェルリト:アーリーン
ジョーダン・ラッド:シャナ
トレイシー・トムズ:キム
マーリー・シェルトン
ニッキー・カット
イーライ・ロス
クエンティン・タランティーノ:バーテンダー

「マチェーテ」
ジェフ・フェイヒー
ダニー・トレホ
チーチ・マリン

「ナチ親衛隊の狼女」
ウド・キア
シビル・ダニング
シェリ・ムーン・ゾンビ
ニコラス・ケイジ

「Don't/ドント」
マシュー・マクファディン
ケイティ・メルア
ジェイソン・アイザックス

「感謝祭」
ジェフ・フェイヒー
ジョーダン・ラッド
マイケル・ビーン
ティム・ロビンス

「グラインドハウス」オフィシャル・サイト
_________________

2008/3/21にUSAバージョンのDVD-BOX発売決定!!

B0011DTTC0グラインドハウス コンプリートBOX(初回限定生産)
ゾーイ・ベル ロザリオ・ドーソン クエンティン・タランティーノ
ジェネオン エンタテインメント 2008-03-21

by G-Tools

グラインドハウス映画入門 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)
4862481906

グラインドハウス ~デス・プルーフ&プラネット・テラー~ ビジュアル&メイキングブック
エンタテイメント書籍編集部
4797344636

■「グラインドハウス U.S.A.バージョン」レビュー
■監督:クエンティン・タランティーノ
■監督:ロバート・ロドリゲス

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July 19, 2007

「フォレスト・オブ・ザ・デッド」

[DVD映画]★★★★☆

環境問題について紛糾してみた?エコ・ゾンビ♪
これが意外と面白かった〜。
キャッチコピーの『木、切るな!』がイカしてます!

_____________

「フォレスト・オブ・ザ・デッド」
 原題:Severed

製作国:アメリカ(2005)未公開
監督:カール・ベッセ
脚本:カール・ベッセ/トラビス・マクドナルド
出演:
ポール・キャンベル
サラ・リンド
ジュリアン・クリストファー

_____________

『木、切るな!』というコピーに大爆笑。
とはいえ意外と真面目なゾンビもの。
環境問題をとりあげた?
エコロジー・ホラーだそう…(苦笑)

樹木伐採中にとある木の樹液を浴びた
作業員の様子がおかしくなった。
助けようとする仲間達だったが…

バイオ技術を駆使して生産量を高めようとしている企業の御曹司が
父親の指示で事故のあった現場に向かうと
そこは想像もしない悲惨な状態…
辺りをうろついているのは…そう、ゾンビだったのだ。
生き残っているわずかな者と
何とか逃げ出したものの、社によって森は閉鎖されている…
とにかく自分が生き抜くためにあらゆる手段をつくさねばならない。
ある者は仲間を犠牲に
ある者は研究第一
ある者は…利益を重視し…
ある者達は…ゲーム感覚でゾンビを退治…
森の中のわずかな生存者達の人間関係すらどんどん崩れてゆく。
果たして生き残る事が出来る者はいるのだろうか???

大量伐採に座り込んで抗議していた環境保護団体の人々すら
ゾンビと化すのが何とも皮肉。
なぜ樹液で…とか、突っ込みどころは満載だけれど
ロメロへのオマージュもたっぷり感じられるしテンポも良く
B級とはいえ意外とちゃんとしたゾンビものになっていた。
社長さんも自業自得と、無理矢理オチていたのが個人的に好き♪
期待しなかっただけに結構楽しめました。


B000EBDEW6フォレスト・オブ・ザ・デッド
ポール・キャンベル サラ・リンド ジュリアン・クリストファー
ジェネオン エンタテインメント 2006-04-05

by G-Tools

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September 27, 2006

「東京ゾンビ」

[DVD映画]★★☆☆☆

悪趣味満点、ゆるさ満点、何と行ってもテンポの悪さ満点!!!
アフロとハゲヅラが柔術で戦うゾンビもののパロディ作品。

く…下らなすぎる…
このサブカル色満天の予告編にソソられたが、
しょっぱなから、ヤバそうなムード満点。
想像以上のテンポの悪さにドンびき…
花くまゆうさくの同名コミックの映画化もの。
2005年の邦画東京ゾンビ。監督・脚本とも佐藤佐吉

近未来の東京が舞台。
違法産業廃棄物がガンガン捨てられているゴミの山“黒富士”では
なぜか死体まで廃棄されている始末。
その“黒富士”では何かとんでもない事が起きていたのだ…。

ある日、昼休みにいつものように柔術の練習にいそしむ
消化器工場で働くアフロヘアの青年フジオ(浅野忠信)と
ハゲ頭のおっさんミツオ(哀川翔)。
そこへやってきたイヤミったらしい本社の藤本を
ひょんな事から殺してしまった…。
そこで二人は藤本を“黒富士”に埋めに行くのだが
そこでは死体が続々とゾンビとして復活し、
人間達を襲い増殖しはじめていた!!!!

* * * * * * * * * * * * * * * *

「フジオ〜北へ逃げろ!」
「わかったよ!ミッちゃ〜ん!!」

ちょっと気持ち悪いくらいの師弟愛。
想像どおりB級通り越してZ級に近いノリ。
最初から最後までテンポと間が悪い、典型的なダメ邦画。
基本的に「ランド・オブ・ザ・デッド」のパロディなのだが、
ゾンビ映画、パロディ作品としてもちょっといただけない。
極めてスローな展開なので2倍速で観て丁度良いかも。

しかしながら、
Vシネのドン哀川翔演じる格闘マニアのミッちゃんの
ハゲヅラと格闘技に熱〜くマヌケなキャラの濃さ!
邦画界の若手のドン浅野忠信のどうでもいいような演技とアフロヘア
それにシンクロする何ともいえない微妙なボケキャラのフジオのおバカさ!
この二人の柔術が地味〜に柔術で愛しく?絡みあう姿!!
ゾンビに寝技で立ち向かう(笑)
基本に忠実なブラジリアン柔術の動作は観る価値あり???
かなりシュールで苦笑い必須だが、
このゆるさがツボに入る人は入るのであろう。
もう少しテンポが良くて緊張と緩和の差が絶妙だったりすると
もっと面白く観れたと個人的には思う。

ヨウコちゃん(奥田恵梨華)の存在もちょっと微妙だし
ゾンビ・ファイトでの古田新太楳図かずお先生は
かなりキビシイキャラクターでちょっとイタい。
途中で挿入されるアニメーションの部分が一番良かったな。
あのテンションが映像で活かせたらまた変わったかも…。
今度原作読んでみよう…
でも…、花くまゆうさくだし…きっとそもそも微妙か(笑)

B000FI8LIU東京ゾンビ
花くまゆうさく 佐藤佐吉 浅野忠信
ハピネット・ピクチャーズ 2006-07-28

by G-Tools

東京ゾンビ
花くま ゆうさく
488379038X

東京ゾンビオフィシャルサイト

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September 09, 2006

「マシーンヘッド」

[DVD映画]★★★★☆

この限り無くZ級に近いかんじがたまらない!
マシーンさんを演じる俳優さんに座布団10枚!!

やっぱりアルバトロスさんものはやめられない!♪
頭にエンジンのついた死体さんが、
エンジンでブルブル震えながら
監督・脚本・編集ともマイケル・レナード・マーフィー
2004年制作のアメリカの作品マシーンヘッド
ホラーじゃなくてお笑いバイオレンスものとでも言いましょうか。
限り無くZ級に近い感じが大好きよん♪
 
 
マッドサイエンティストの高校生マックス(ジョシュア・ウォリット)は、
内燃機関とパソコンの関係を証明しよう日夜研究に余念が無い。
いじめられても、馬鹿にされても、研究の事と、
転校してきた親切な女の子サリー(ソンドレイヤ・ロウ クリス・ジョージ)の事で
いつも頭がいっぱいだ。
マックスの父ハーマン(ジェフ・ストラウド)は葬儀屋で、
牧師兼死体処理の仕事もしているので家に教会や焼却炉までもある。
こんな特異な環境で育ったマックスは、
発見した“逆流インパルスバイパス操作”を人間で実験したくて
父の仕事場から盗んだ死体で人体実験を開始した!

脳とエンジンの回路をつなぎ電流を流し…とあるタイミングで逆回転!
ブルブル振動しながら起き上がった(生き返った?)死体さん!
実験は成功だ!!
だが…父親は彼の実験には常々反対していた。
近々行われる科学コンクールで発表するぞ!とマックスは意気込む。
さて…どうなる???

* * * * * * * * * * * * * * * *  
 
いや〜笑いました。給油シーン!!

入れたいけどなかなか入らない、エンジン止めると自分も止まる…
ブルルル…ダダダダダ…この音だけで、もうドキドキ!!!
エンジン稼動、電流の逆回転と共に甦る死体さん=マシーン・ヘッド♪
文字どおりエンジンのついた頭でヨタヨタ振動しながら歩き出す!
そして、自らセーブ出来ない怪力で、
その気もないのに人を殺してしまうのだ…
 

マックスのために、力自慢のいじめっこ達への過剰なお仕置きは成功。
だが、マックスの愛しのサリーちゃんには悪意無く手をかけてしまう。
(このサリーちゃんが、B級以下の映画によく登場する、
 お約束のように“美人では無い”のだが“心が綺麗な”ヒロイン!!)
そしてマックスの父までも、その犠牲に…。
マックスが夢見た科学コンクールでの惨劇。
遊園地では握手のつもりが力余って障害事件になるわ、
解き放たれたマシーンさんはどうにも止まらない???

…と思ったが、彼にも欠点があった。
そう!!!エンジンで生返り動いている彼はガス欠になると止まってしまうのだ。
そこで、文字通り“セルフ・サービス”のスタンドで、
自分の頭のエンジンにガソリン給油!
これが印象深〜い給油シーンで、哀愁漂いつつも滑稽極まりない。
発動源のエンジンがブルブル振動して上手く入らない!
でも入れないと止まってしまう=死んでしまうので…
マシーンさんはもう必死!!(←すでに死体だが)
思わず爆笑しながら応援してしまう〜!。

つかの間の給油後、何とか廃屋へと辿り着いたマシーンさん、
そこで鏡で見た彼の顔がセツないのなんの!!!
こんなもん頭につけられ…酷い容姿で…振動も…苦しそう。
ショックと悲しみで暴れまくった後…マシーンさんは
エンジンが止まっても動いている自分に気づいた。
さぁ! 醜いエンジンに布を巻いてお出かけだ!!!

ふらっと立寄ったバーで、粋な飲んべえのおやじにおごってもらい
一杯飲るが…頭からオイルがボタボタッ…。
布を外され、マシーン・ヘッドがバレてバーは大騒ぎ!
いたたまれず外へ飛び出した所で、
今度は交通事故にあってしまう不運なマシーンさん。
そこへ更に突っ込んでしまったのは、彼を探していたマックス!
そんなマックスの車が炎上…しかも衝突時の衝撃で車のドアが開かない!!!
ふと見たフロントガラスに見えるは、
マックスが探し求めた…マシ−ンさんではないか!!!!

「与えられた命は君に返す」なんてセリフがあったりして、
発明者と発明品の美しい愛と友情が芽生え、
感動のラストシーンか???と思ったら…甘かった。
ラストに更に思わず突っ込みまくったオチが!
おいおいおい!!!
まさかこんな展開になるとは(爆笑)
ヤツは全く懲りてない…

マシーンヘッド
マイケル・レナード・マーフィー ジョシュア・ウォリット リチャード・カウデン
マシーンヘッド ◆20%OFF!
 
「マシーンヘッド」アルバトロスサイト

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September 08, 2006

「ミート・オブ・ザ・デッド」

[DVD映画]★★★☆☆

絶賛はしませんが、意外と好きなんですよね〜コレ。
タイトルどおりのゾンビもの♪
しかも… どあたまから衝撃的。
だって…牛!牛なんですもん!!


監督はコナー・マクマホン
BSEの変型種の牛に噛まれたら感染し、
人間がゾンビになってしまう!!
この妙にタイムリーかつ微妙ななネタで、
アイルランドの農村地帯と古城でくり広げられるのだが、
これがもう、つっこみと苦笑い無しでは鑑賞出来ない!!!
2004年にアイルランドで制作された、
アルバトロスさん発売の未公開作品(笑)ミート・オブ・ザ・デッド

衝撃的なオープニング以降は定石どおりのストーリー。
旅行中のヘレナ(マリアン・アラージョ)とそのダーリン、
マーティン(デヴィッド・ライアン)のバカップルが、
ゾンビの被害に逢い、愛しのダーリンと戦わねばならぬヘレナちゃん。
頼れる墓掘り男?デズモンド(デビッド・マラード)くんと出会ってからも、
これまたお決まりの展開とはいえ、

どんな○○やねん!

と思わずつっこみまくらずにはいられない、
戦う女ヘレナちゃんの攻撃!!!
身の回りにあるものは、
釘、パレットナイフ、掃除機、ハイヒール、小枝などなど
掴んだものは何でも使用、重点的に目を狙いゾンビと戦う
健気な?ヘレナちゃんのファイトが見物!!

途中で出会う生存者達。
生意気な子供のリサ(キャサリン・トゥーラン)
デズモンドの昔のコーチのカサル(エオイン・ウェレン)
その妻で感染者のフランシー(エイミー・レッドモンド)
彼らと農村と古城などののどかな中に潜み
うじゃうじゃと集まってくるゾンビ達のくり広げる地獄絵図。
政府が家畜を皆殺しにしたはずなのに、
闇にうごめく鳴声は…???。
さて、彼らは無事避難する事が出来るのか?
感染者のフランシーは一体どうなる??
 
* * * * * * * * * * * * * * * *

頭を破壊してゾンビを倒す。
自動車での脱出。
役に立たないラジオ放送。
いかれたオヤジ夫妻。
子供のゾンビ。
本当に城にろう城した末の救いの無い結末。
「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」に対する
オマージュが満載!

だが…ある意味衝撃的なのは、
この作品のゾンビちゃん…
夜眠るんです…

どんなゾンビやねん!

チープで浅〜い内容ながら、
ズンズン進むテンポの良さと
あるものを十分活用しようと頭脳フル回転したであろう
低予算ならではの頑張った感溢れるカメラワーク、
つまり、この映画とゾンビ映画に対する
並々ならぬ愛情につい引きつけられてしまう!

もう少し人間の心の醜さを描いていれば、
深みも出たのだろうがそんな事よりも、
「アイルランドを舞台に、オレのゾンビ映画を作りたいんだよ〜」
そんな言葉が聞こえてくるような、
そもそもC級以下狙いで勢いで見せたい感のある、
妙なパワーを感じる作品だった。

エンディングで“DEAD MEAT♪”と歌っているのは
デズモンド君?????

ミート・オブ・ザ・デッド
ブレンダン・マッカーシー マリアン・アラージョ エオイン・ウェレン
ミート・オブ・ザ・デッド ◆20%OFF!

「ミート・オブ・ザ・デッド」アルバトロスサイト

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September 07, 2006

「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」

[DVD映画]★★★★★

ここにはロメロ・ゾンビの全てが集約されている!
ゾンビ映画のまさに原点!
モノクロ作品なのに、救いが無いので怖い怖い!!!


ホントに良く出来ているわ!!!
監督はもちろん巨匠ジョージ・A.ロメロ
1968年アメリカ制作の作品ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド

墓参りに来たジョニー(ラッセル・ストライナー)とバーバラ(ジュディス・オディア)兄妹。
冗談を言い合っていたら、なんと本物のたゾンビ(ビル・ハインツマン)が、
彼らに襲いかかってきた!!!
これから“生ける屍の夜”、最悪の夜が始まるのだ…

バーバラちゃんが一人駆け込んだ一軒家。
住人も既に教われたのか、死体となっていた。
そこへ、男気あふれる力強い黒人のハンサム男!ベン(デュアン・ジョーンズ)が登場!
追いかけてくるゾンビの頭をかち割って退治するのだ。
バーバラちゃんはホッとし、生きている人間に出会え、
ベンも心強くなったのもつかの間、
家の外にはゾンビたちがゾ〜ロゾ〜ロと集まってきてどんどん増える…。

二人で戦うのも限界に至ったトコロで、
この家の地下室に隠れていた
ハリー(カール・ハードマン)、ヘレン(マリリン・イーストマン)、
娘カイラ(カレン・ショーン)の3人家族クーパーの一家と
トム(キース・ウェイン)とジュディ(ジュディス・リドリー)のカップルが現れる。
地下で隠れているのが良いというハリーと
ここから逃げ出すのが良いというベンの意見が食い違い、
脱出計画はなかなかうまく行かない。

さて、彼らは脱出できるのだろうか?
そういえばバーバラちゃんの兄、ジョニーはどうなった??
娘のカイラの怪我って???

* * * * * * * * * * * * * * * *

衝撃的だったのは、
この作品に登場するゾンビちゃん達も実は武器(石ころなど)使っていたトコロ。
車のライトをぶっ壊したり、人間を襲うのに頭をつかいまくりなかなか知恵者、
老若男女裸体も含めて色んなファッションのゾンビ達がいるのも興味深い。
マネキン・ゾンビも使われているそうなので、見つけてみるのも面白いかも。
如何せん、とにかく低予算で制作されたそうで、
荒削りだけれど、なかなか工夫して撮影しているのが好感が持てた。

板で打ちつけた窓からにょき〜と手が出てくるシーンは何度観ても怖い!。
モノクロだが、内蔵パクパク食らうゾンビの姿。
子供のゾンビが親を襲う有名なシーン!
そして…
テレビ・ラジオで報道される悲惨な現状。
放射能のせいで死人が生き返ったのかも?という
ストーリーも無茶とはいえ、なかなかリアルで面白い。
一方…
地下室にひそんでいた3人家族とカップルの確執。
かすかな希望さえ消えてしまった時の絶望感とヒステリー!
ゾンビと思われる者達を拳銃でコロッと倒す、ちょっとイカレたシェリフ達。
ロメロの描くのは常に不条理なのはゾンビでなく人間の方。

低予算ならでのシンプルさと粗さ、
それにも勝るプロットとキャラクターはなかなかのモノ!
救いは無いけどこの作品が一番好きかも!!!

[DVD特典映像]
ニューマスターによる本編に、
監督のジョージ・A・ロメロとキャストによる音声解説がそれぞれあり。
(1993年にアメリカで発売された25周年記念盤のLDに収録されたものを再録)
こいつがなかなか面白いので是非DVDで観て欲しい♪

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド スペシャル・エディションナイト・オブ・ザ・リビング・デッド スペシャル・エディション
ジョージ・A.ロメロ カール・ハードマン マリリン・イーストマン

ランド・オブ・ザ・デッド ディレクターズ・カット ゾンビ 米国劇場公開版 GEORGE A ROMERO’S DAWN OF THE DEAD ZOMBIE 死霊のえじき 完全版 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世記 ショーン・オブ・ザ・デッド

by G-Tools

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド コレクターズBOX
ジョン・A・ルッソ ジョージ・A・ロメロ ジュディス・オディア
B000BM400S

■映画「ゾンビ 米国劇場公開版」レビュー
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■ ゾンビ系映画レビュー

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「ショーン・オブ・ザ・デッド」

[DVD映画]★★★★☆

こんなゆるいゾンビ映画でいいのか???
ブラック・ユーモアたっぷりだけど、ちゃんとゾンビ映画なのだ!!!

や〜っと借りることが出来ました!
ゾンビファン&おバカ映画ファンの方々からことごとくおススメされていたのに、
ずっとレンタルされっぱなしだった、
ワタシにとってはまぼろしの作品といっても過言ではない?

監督はエドガー・ライト、脚本は主演のサイモン・ペグとエドガー・ライト。
タイトルどおり、ロメロのゾンビ作品のパロディ作品、
2004年のイギリス映画ショーン・オブ・ザ・デッド
もちろん日本未公開作品(笑)。
 
やる気のない電器屋の販売員、ダメダメ男のショーン(サイモン・ペグ)と
ゲームオタクで家でダラダラ…
更にダメ男のおデブの(ニック・フロスト)の仲良し二人組、
一方やる気マンマンの普通の男ピート(ピーター・セラフィノウィッツ)、
この幼なじみの3人はルームメイト。
ショーンはこの日………職場でも下っ端店員に馬鹿にされるわ、
彼女のリズ(ケイト・アシュフィールド)とのデートのブッキングもうまくゆかずフラれ、
義理の父フィリップ(ビル・ナイ)には説教され、
母バーバラ(ペネロープ・ウィルトン)へのプレゼントは渡せず、
よりによって最悪な一日だった。
今日は朝まで飲み明かすぞ!!とエドとパブから自宅でも大騒ぎ!
どうも病人やパトカーやフラフラ歩く酔っぱらいが多いな〜とも思いつつ、
自分の事で精一杯で周囲の事なんて目に入らない。
同居人のピートは頭が痛いといつにも増してイヤミなヤツ…(こちらがマトモな一般人)
さて、一夜明けて街中がなんか変!
人は少なくちらかり放題、あちこち血まみれ、おまけにフラフラ歩くヤツばかり。
でも、彼女にフラれ母親への花束もダメにした(しかも朝まで飲んでた)ショーンは
ぼ〜っとして何も気づかない。
とりあえず家に戻ると…庭に謎の女が???
何だ今日は酔っ払いばっかりだと思ったら…
これがショーンにとって(世間ではもっと前から)ゾンビ・デイの幕あけだったのだ!

* * * * * * * * * * * * * * * *

笑った笑った!このゆるさ!!
さすが皆さんのオススメ作品!!!

しょっぱなからニュースでガンガン流れ、パトカーなんかが走り回っているのに
おバカさん達は気づかないったっらありゃしない。
ヨロヨロ歩くゾンビちゃんも酔っぱいやジャンキーと勘違いするし。
いざ、事態に気付いてもショーンとエドは全く危機感無し!
懐かしい80年代POPSのレコードの円盤投げでゾンビに対抗!
そのさい投げるLPレコードのアーティスト選別にも大笑い!
大量のゾンビと戦う時の爆音クィーンにも大爆笑!!
(しかも某飲料のCMで使われていたアノ曲♪)
英国らしいというか、何があってもとりあえずお茶を飲み、
何かあったらパブでまったり集おうとする。
ショーンのお母さんのすっとぼけたトコロはさすが親。
いや、彼女やショーンの対応こそ、意外とリアルなのかも。
それにしてもゾンビの中に逃げる時の苦肉の作がゾンビのまねとは(笑)
しかもエドはゾンビちゃん達の真ん中で携帯電話で友達と会話する始末…。
 
全編にこのユルさが溢れているのだが、そこはゾンビ映画!
どんどん街にはゾンビが溢れ、いまにも窓から侵入してきそうな勢いに…
物語は一気に加速し歴代のゾンビ映画に対するオマージも満載♪
ゾンビに噛まれ、最期に心を通わしたのもつかの間その後ゾンビ化…という、お約束。
窓からにゅ〜っとゾンビにつかまれて引きずり出される。
地下の倉庫に追いつめられ、ああ、これまで?????
そして笑撃的なラストシーンなどなど…

やる気の無〜い、ジャンキーの溢れる英国のとある街。
女性が強いこの国の、典型的な優しいダメ男ショーンが、
ここ一番で、家族や恋人や友人のために無茶しながら活躍?そして成長?してゆく
ショーンの勇気と愛情と楽観主義?に、別れた彼女の心も動くわけね。
なんとショーンの女友達イヴォンヌちゃん(ジェシカ・スティーヴンソン)も、
ポイントで出てきて大活躍するし、彼の人を大事にするトコロも好感持てる。
人は殺せないけれど、ゾンビちゃんなら何とかやっつける、心優しいショーンくん♪
強烈なブラック・ユーモアに溢れながらも、
いつまでも子供なダメ男達への愛がたっぷり。
妙に微笑ましいゾンビ映画だった! 

[特典映像]
 メニューが凝っていて見にくいけれど、なかなか充実!
 
※なんと¥861こんな激安価格になったとは!購入すればよかった(泣)

ショーン・オブ・ザ・デッドショーン・オブ・ザ・デッド
サイモン・ペグ エドガー・ライト ケイト・アシュフィールド

バス男 ランド・オブ・ザ・デッド ディレクターズ・カット 28日後...特別編 ボーン・スプレマシー ゾンビ 米国劇場公開版 GEORGE A ROMERO’S DAWN OF THE DEAD ZOMBIE

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January 29, 2006

「ランド・オブ・ザ・デッド」

[DVD映画]★★★☆☆

今度のゾンビには知能があり、武器を持って襲ってくる…!!!
“ゾンビ”の生みの親ジョージ・A・ロメロ監督が、
ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」「ゾンビ」「死霊のえじき」に続く
待望の2005年のロメロ・ゾンビの新作「ランド・オブ・ザ・デッド」!!!
 
ゾンビで溢れた近未来の地球。
突然死者が甦り人間を襲いその新鮮な肉を喰う生ける屍ゾンビ。
襲われた人間もゾンビとなるためその数は増えるばかり…
もはや生き残った人間は少数となっていた。
人間たちは、二つの川に挟まれた要塞都市を作り
ゾンビの侵入に対抗しながら何とか生活していた。
その都市の中心にそびえる高層ビルでは周囲を貧困層の住民に警備をさせて、
一部の金持ちと権力者が以前と変わらぬ、安全かつ贅沢な暮らしをしていた。
しかも彼らは傭兵を雇い都市の警備と、ゾンビがうろつく街の外から
物資を調達させていたのだ。
危険かつ貧困生活に不満を抱く人間がクーデターを企てつつある中で
実はゾンビにも驚愕の変化が起こっていた…。

* * * * * * * * * * * * * * * *

生前の習慣からか今度は花火に釘付けになるゾンビ達の姿に爆笑。
いや、音・光に反応する…その隙に
棒立ちになっているゾンビちゃんをバッサバッサと倒す人間達。
そこで発見したのは…

ゾンビの進化系達。
感情や学習能力を持った賢いゾンビが発生したのだ!!
武器を持ったゾンビちゃんがのろ〜りのろ〜り、と
鉄砲や斧持ってやって来る…。
もはやこりゃ原始人(笑)?
彼らは知能や武器を使い戦う事を覚え始め、
倒されそうな仲間は助け、仲間が殺される?と悲しげに哭き叫ぶ。
もはや彼らにとっての一番の敵は腐敗なのかもしれない…。

そんな中で、高層ビルの中で安全に暮らす裕福な支配者層の人間。
常に死の恐怖に怯えて支配者層の犠牲になりながら生きる貧困層の人間。
そして“進化”したゾンビ。
今度はこの三者の欲望に忠実な戦いだ。

酷い扱いに我慢が出来ないライリー(サイモン・ベイカー
片目だけれど銃の名手チャーリー(ロバート・ジョイ
ライリーの片腕ながらもリッチな生活を望むチョロ(ジョン・レグイザモ
超自己中でリッチなキレ・キャラおやじのカウフマン(デニス・ホッパー
ゾンビのエサにまでされそうになった娼婦のスラック(アーシア・アルジェント
余談だがこのアーシア・アルジェントはあのダリオ・アルジェントの娘さん。
子供の頃からホラー映画のセットで育ったという(笑)ホラー界のサラブレッド娘。
そして…進化した黒人のゾンビのリーダー(ユージン・クラーク)!!!
役者さん達もノリノリなのだが、ちょっと感情移入はしづらいキャラだった。

水から大勢でぞろぞろ上がってくるゾンビ達、
武器もってよたよた襲ってくるゾンビ達、
生肉バリバリいただいているゾンビ達、
こちらのロメロ節は健在かつ今回のゾンビメイクはかなりリアルでゾワッとするが、
いつもロメロ監督の描く切ないゾンビちゃんと醜い心の人間。
この図式も進化して生ける屍になったゾンビのほうが正しく思える。
でも、ゾンビが心を持ってしまったら、こりゃもう別の生き物!
ソンビは生前の記憶など関係無しに、本能のみで誰彼構わず襲ってくるから怖いので、
友情や愛情芽生えてしまったら…!!!
まるで野生動物か原始人か新人類みたいなゾンビちゃん達だった。
という事は…やはり腐りゆく体のゾンビ・ワールドになってしまうのか???
ラストでのゾンビと人間とのちょっと友情めいたセリフには思わず苦笑い。

突っ込み所は満載だけど、ロメロ監督を愛する人達と共に作られた
愛に溢れる作品になっている事だけは確かだ。
ただ、ゾンビがゾンビで無くなった気がして、
個人的にはちょっと寂しなぁ。

[特典映像]
メイキング・オブ・“Land of the Dead”や未公開シーン
ジョージ・A・ロメロ監督、などの音声解説など多数あり!!!
個人的にはこっちのほうが楽しかった♪
 

ランド・オブ・ザ・デッド ディレクターズ・カット
サイモン・ベイカー ジョージ・A・ロメロ ジョン・レグイザモ
B000BK4D1G


「ランド・オブ・ザ・デッド」オフィシャル・サイト
 
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October 25, 2005

「ゾンビ 米国劇場公開版」

[DVD映画]★★★☆☆

青塗りゾンビが、ゆら〜ゆら〜と押し寄せて来るのがイヤだった。
それに対抗する人間のあさましい姿…。
特別感情移入は出来なかったが、
とても重いテーマが含まれているように思える。

監督・脚本はジョージ・A・ロメロ。これは所謂“ロメロ版”らしい。
原題「Down of the Dead」。
製作はクラウディオ・アルジェントとアルフレッド・クオモ。
ディレクターズ・カット版やら、イタリア版やらと
数あるバージョンの中で、これは1978年製作の「ゾンビ 米国劇場公開版」。
 
* * * * * * * * * * * * * * * * * * *

いきなり死者が甦り生きた人間の温かい肉を食らう、
そして噛まれた人も死にまたゾンビと化す…この原因不明の事態に、
合衆国は、テレビ局は、パニックに。
誰かのせいにしないと、安心出来ない彼等は、
不毛な殺しあいを始める…。

テレビ局からヘリで脱出したスティーブン(デイヴィッド・エンゲ)、
ステファンの彼女のフラン(ゲイレン・ロス)、
SWAT部隊のロジャー(スコット・H・ラインガー)とピーター(ケン・フォーレ)
の4人は街から離れて郊外へ…
だが、そこにもゾンビたちがのろのろと歩き、スキあらば襲って来る。
彼等を再び殺すには、頭を破壊するしかない。
燃料補給と食料補充のために巨大なショッピングセンターへ着陸し、
そこに立てこもり状況を見守る事にする。
だが生前の習慣からか、日に日にゾンビがショッピングセンターへ集まってくるのだ。
何といっても生活するに困らないこの場所を確保するため
中にいるゾンビをまず全て片付け、入口をトラックで塞ぐ。
その際噛まれた傷が元で、ゾンビとなる仲間…。
そんな所に暴徒と化した生存者のバイカー達が乗り込んできた!!!

ブードゥーの教え、
「地獄が死者であふれた時、地上を死者が歩く」

SWAT部隊のあるメンバーがスラム街で行った無秩序な殺戮を見ていながら、
銃の腕のあるロジャーとピーターのとった行動。
特にロジャーは自意識過剰に彼等を甘くみてしまったのか、
冷静だった彼が、どんどん狂気満ちてゆく。
実に人間的なダメなヤサ男スティーブンの愛情。
女性ならではの甘さと強さ、フランの勇気…。
そして…平静を保とうとするピーターが最後に行おうとしたのは…
わずかながらの可能性に賭けてみる事。

非常にまったりと進む70年代の作品。
ゾンビの頭を楽しそうに撃つ人間。
その人間をガツガツ生々しく食らうゾンビ達…。
もはや利用価値の無い金銭や貴金属を奪う生存者。
ここに描かれるのは世紀末的な虚しさと、人間のモロさ。
そして、狂気と醜さだった。
 
ゾンビ 米国劇場公開版 GEORGE A ROMERO’S DAWN OF THE DEAD ZOMBIE
デビット・エンゲ ジョージ・A・ロメロ ケン・フォーリー
B0002CHNHO

 
なんだか笑えるスピーディーなリメイク版
■映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」レビュー

ゾンビのような“感染者”がスピーディーに駆け回る!
■映画「28日後」レビュー  
 

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May 25, 2005

「ドーン・オブ・ザ・デッド」

[DVD映画]★★★☆☆

スピーディーでカラッとしたアクション・ホラー!
笑っちゃいけないけど…笑ってしまう「ドーン・オブ・ザ・デッド」。
甦った瞬間にパワフルになる勢い満点のゾンビさん達。

ホラー映画の金字塔ジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」のリメイク版。
監督はCM界から本作で劇場映画デビューとなるザック・スナイダー
主演はどこかで見たと思ったら「死ぬまでにしたい10のこと」のサラ・ポーリー。
俯瞰ショットや固定カメラの駆使、絶妙なタイミングでの映像のインサートなどなど
CM監督という事もあり、カメラワークや凝り方がそれっぽくて新鮮だ。
オープニングとエンディングは気合い一杯だが、ちょっとやり過ぎで興醒め。
ちょっと歌詞に頼った部分も多く、ミュージック・クリップ感も否めない。
とはいえ個人的には「28日後」よりは楽しめたかな。テンポは抜群。
2004年公開のアメリカ映画。

看護婦のアナ(サラ・ポーリー)は、長い勤務を終え自宅へ帰り、
優しい夫ルイス(ジャスティン・ルイス)と愛しあい眠りにつく。
ちょっと忙しかったが、いつもと同じ平和な一日だった。
だが翌朝、6時37分。彼女たちの寝室のドアの所に、隣家の8歳の少女
ヴィヴィアン(ハンナ・ロックナー)が、血まみれの顔で立っていた。
心配して彼女に駆け寄るルイスの首にヴィヴィアンは突然食い付き彼は絶命。
そして今度はアナに向かって、突然人間離れしたスピードで襲い掛かってくる。
ドアの外へヴィヴィアンを閉め出し、ホッとしたのもつかの間、
死んだはずの彼が起き上がり襲い掛かってくるではないか!
間一髪ルイスから逃れアナは屋外へ飛び出したのだが…
そこは昨日とは全く違う世界。
隣人が銃をかまえ、車は暴走し、あちらこちらで火の手があがり、
人が人を襲って走り回る恐ろしい光景が広がっていた。
一体何が起ったのか???

車に飛び乗り、猛烈なスピードで追って来るルイスから逃げるのだが、
ルイスは新しい獲物を見つけると、くるりと方向転換して行ってしまった。
そんな間にも助けを呼ぶ人、襲い掛かる人がアンの車に駆け寄ってくる。
臨時ニュースではこの状況を報道していた。
彼女が避難場所に向かおうとしていた所、車を奪おうとする男が…
それを振り払おうとして道からそれて木に激突!
意識を回復したアンは、銃を持った警官ケネス(ヴィング・レームズ)と共に
避難場所へ向かうが、そこを見て来たという3人、
ごく普通良識人のマイケル(ジェイク・ウェバー)、
元ヤク中のアンドレ(メキー・ファイファー)、
彼の妻妊婦のルダ(インナ・コロブキナ)達に出会い
一緒に近くにあるショッピングモール“クロスロード・モール”へと向かうのだ。

ショッピングモールで流れる流暢な音楽。人はいないが店内はそのまま。
時間の流れが止まった、一見平和なモールの中…だがここにもヤツらはいた。
ここでの生存者の警備員達の3人、ヒゲおやじCJ(マイケル・ケリー)、
バート(マイケル・バリー)、新入り下っ端のテリー(ケヴィン・ゼガーズ)に合流。
お互いをけん制しながらも、次第に助け合うように…
なぜなら外部の情報も次第に途絶え、避難場所も不明、助けを求めるも来ず。
しかも、本能のためか、うじゃうじゃと日々モールに集まるゾンビ達は増加する一方。
ところが…生存者もちらほらと現れる。
モールの向かいで一人戦う鉄砲屋のアンディ(ブルース・ボーン)。
ある日突っ込んできた大型トラックに乗っていた8人。
名無しで瀕死の大女、イカシた強いおばさまノーマ(ジェイン・イーストウッド)、
キザな金持ちスティーブ(タイ・バーレル)、
イケイケ女のモニカ(キム・ポイリアー)、
お年を召したグレンおじさん(R・D・レイド)、
足を怪我したタッカーおやじ(ボイド・バンクス)
フランク(マット・フルーワー)とニコール(リンディ・ブース)父娘。
彼等は力をあわせて生き抜くためにヤツらと死闘をくり広げるのだが、
どんどん仲間達がヤツらに噛まれた怪我によってゾンビ化してゆく。
このままでは…と彼等はモールからの脱出という無謀な作戦に出た。
果たして彼等に平和な世界はあるのだろうか???

テレビ伝導師(ケン・フォリー)の言葉。
地獄に死者があふれた時、死者が地上を歩くのだ…

このリメイク版はロメロ監督の「ゾンビ」へのオマージュはもちろんたっぷり。
だが、あのゆらゆら歩くゾンビ達ではもはや無い。
フットワークが極めて軽く、人間の何倍ものスピードで走り飛びかかる。
信じられない数のゾンビ達が歩き・走り・食らいつくので、
物凄い勢いで増える増える…。
こいつらは一度死んだ動く屍、生前の心はもはや無い。
昼だろうが夜だろうが関係ない!
肉親だろうが誰だろうとおかまいなしに噛み付き食する
まさに地上はゾンビワールド!

思えばオープニングのシーンからじわじわこの事態は進行していた。
病院は多忙だったし、ニュースでも特別番組。
それにしても、人間達の秩序ある世界が一昼夜で崩れ去った…というのが恐ろしい。
こんなゾンビの世界での孤島のモール。
かろうじて食料や物がたっぷりで、そこそこの気密性を保てる
このモールでの生活を、生存者達が楽しむ余裕がちょろっと出てくるあたりが人間的。
ケネスは銃屋のアンディと、屋上でボードで会話しながらのチェスにいそしむように、
お金のいらないショッピング、ゴルフ、ビデオでカウチ、Sex…おいおい!!
あげくの果てにはモールの周りをとり囲んだ、
ゾンビ化セレブのシューティングまでも…。
だが、刻々と“死んでも死にきれぬ事態”は迫ってくる。
せっぱつまった中エレベータ内で流れるゆったりした曲に思わず「いい曲だ」の一言。
モールで流れる音楽は現実とのギャップと時間の流れの短さを感じさせる。
中だるみはここだけ。あとは怖いとか誰かに特別感情移入する暇もなく、
一気に絶望に向かってつき進む。

感染者の父を持ったニコールの犬のチップスへの執着。
アンドレの狂気を伴った余りにも無惨な結果になった夢。
ガスボンベ爆弾など、とっさの機敏さと行動力にシビレたひねくれ者のリーダーCJ。
ケネスとアンディの屋上での友情。
極限状態でのマイケルのアナへの愛。
そのマイケルの見つけた電ノコは、とある人物により悲惨な事態を生み出してしまう。

エンディングの救いの無い結末の中にも、
…ほんの少しだけの希望を残そうとしたのだろうか?
謎のキスシーンがインサートされているので見逃さないように。

オフィシャル・サイト
http://dotd.eigafan.com

ドーン・オブ・ザ・デッド ディレクターズ・カット プレミアム・エディション
サラ・ポーリー ザック・スナイダー ヴィング・レイムス ジェイク・ウェーバー
B0002N2IM8

ノベライズ
死者の夜明け—ドーン・オブ・ザ・デッド
James Gunn 入間 真
4812416493

■映画「ゾンビ 米国劇場公開版」レビュー
■映画「28日後」レビュー
  

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