4 posts categorized "★愛すべきおバカ系"

September 22, 2006

「バス男」

[DVD映画]★★★☆☆

超脱力系のスローでゆる〜いB級青春学園コメディ♪
邦題は内容と関係なく、あやかりもの…。
予想以上にゆるゆる度満点!!
これはアイダホの変人ティーンエイジャー、
ナポレオン・ダイナマイトくんの清く正しい青春ストーリー!!!
ヌボ〜ッと無言で突っ立っている彼の姿は
一度見たら忘れられない!!!

アチラのオタクという事で「電車男」にあやかったネーミング。
一応冒頭にバスが出てくるけれど
それ以外ストーリーには全く関係ない。
まぁ、原題「NAPOLEON DYNAMITE」のままじゃ、
ここまで観てもらえなかったかもなので、
バス男というのは大成功だろう。

ちなみに本国でも制作費役400万円の超インディーズ作品なのに、
この超ゆるゆるの脱力系学園コメディ、
なんと全米で40億円以上を稼ぐ大ヒットとなったそう。
しかもMTVムービーアワードで作品賞を受賞(笑)。
監督はジャレッド・ヘス
2004年制作のアメリカ映画で、もちろん日本未公開♪

* * * * * * * * * * * * * * * *

しょっぱのタイトルバックが凝ってて可愛くていい!
これに期待してしまったのが間違いだった(笑)
映画全体のムードはダサイ人物を描いているのに
なぜかお洒落でいい感じなのがウケたのかな。

口のしまりの悪い、カーリーヘアがチャームポイント?の
主人公ナポレオン・ダイナマイト(ジョン・ヘダー)は、
見た目も悪ければおつむも悪いので、軽く毎日イジメられる日々…
そんなある日メキシコから転校生がやってきて、
ナポレオンの周囲に変化がはじまった???

ちなみにダイナマイト家は変人ぞろい。
おばあちゃん(サンディ・マーティン)は男と遊びに行って帰れなくなるし、
フラッとやってきた元スポーツマンの過去の栄光?にすがる
うさんくさ〜い親戚のリコおじさん(ジョン・グリース)は
夢がタイムマシンに乗る事で、お金を溜めて通販で(爆)買おうとしている。
それで、妙なセールスを始めた…。
兄のキップ(アーロン・ルーエル)はヒッキーでパソオタク。
一日中パソコンにへばりついている彼は、最近チャットにはまっていて
そこで出会ったソウルメイトの彼女とデートするのが夢だったが
ある日、そのド派手でファンキーな彼女が遠方からやってきた…
しかもキップにベタ惚れラブラブ…キップ…なんだかかっこいいぞ???

ナポレオンのクラスメイトも濃いキャラクターぞろい。
写真が上手なレックス(ディードリック・ベーダー)ちゃんがミソ!
ブスキャラなんだけど、い〜味出してる!
お色気満点のコスプレ写真ならぬ、ブロマイド写真撮るのが得意。
メキシコ人の転入生、いつもクール…というか無愛想な
ヒゲのペドロくん(ディードリック・ベーダー)がこれまた最高。
ケーキ作りが得意で、秘かな野望も持っていたりする♪

無表情で、無言シーンの多いゆる〜い会話が延々続く…。

このままのんびりテンポでどこまでゆくのかハラハラしたが、
そこは甘酸っぱい青春学園コメディ。
ナポレオンの努力の結果、学校の選挙戦でちょっとした感動もあったり、
なんだか初々しい恋心が芽生えたりで、
最後にゆるやか〜に盛り上がり、
みんなそれぞれ現実を夢に一歩近づけるという
なかなかこれがいい話なんです!

彼らの強い所は、ダメな自分を知っていながらも、
めちゃめちゃプライドが高いので、秘かに努力しているところ。
見え見えの嘘並べていても、なんだか微笑ましく許てしまう。

かなり人を選ぶけど、下らないスローテンポが許せる、
ゆるゆる映画のお好きな方にはゼヒおすすめしたい!!!
これでもか…これでもか…と肩の位置が下がってしまう事うけあい。
このトロいスピードにイラっときたら2倍速で観でもOK。
字幕も問題無く読めて、大丈夫なくらい動きも会話も無くスロー(笑)。

ちなみにエンドロール後に、
結構長いオチがあるので、最後まで見るべし!
輪をかけてマヌケなエンディングですが…

[特典]
この長編の元となるモノクロ短編が監督と主演のコメンタリー付で楽しめる!
ほとんど文化祭の8ミリ映画レベルなのだが、
映画とロケ地が同じで、驚く程同じアングルのシーンなんかもあって、
微妙に完成度が高かったりしてびっくり。
友人ペドロは二人のキャラクターを合わせて一人にした…
というエピソードもなかなか面白い。

B000H1QS8Aバス男
ジェルッシャ・ヘス ジャレッド・ヘス ジョン・ヘダー
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2006-08-18
¥895
by G-Tools

Mighty Fine Napoleon Dynamite TEEマイティーファイン ナポレオン・ダイナマイト TシャツColor... ナポレオン・ダイナマイトマクファーレン アクション・フィギュアNAPOLEON in prom suit ナポレオン・ダイナマイトマクファーレン アクション・フィギュアNAPOLEON Tetcherball Champ ナポレオン・ダイナマイトマクファーレン アクション・フィギュアNAPOLEON in Vote for Pedro... ナポレオン・ダイナマイトマクファーレン アクション・フィギュアKIP ナポレオン・ダイナマイトマクファーレン アクション・フィギュアPEDRO
■Tシャツ・フィギュアなどナポレオン・ダイナマイト関連商品


まぁ観ない…という方はこちらで雰囲気味わってみて下さい。
「バス男」オフィシャル・サイト(英語)

| | Comments (0)

December 04, 2005

「尻怪獣 アスラ」

[DVD映画]★★★☆☆

『アスラ〜や、アスラ〜♪』モロ、パロディーなテーマが
何度も何度もリピートされて、もうヘロヘロ…。
超お下劣おバカな、ゆるゆるZ級ムービー!
苦手な方は決して読まないで下さい…。

ハイッ。そうです、そのとおりです。
こんな映画はもちろんアルバトロス・コア。
尻の怪獣だからアスラという安易なネーミング。
タイトルどおりゆるゆるの超Z級のアホ映画でした…。
ある意味、期待は裏切りません。
監督・脚本は「死刑執行ウルトラクイズ/おだぶつTV」のマーク・ピロー
「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」を絶賛する方で、
なおかつ下ネタ大好きな方にのみ観ていただきたい。
もちろん劇場未公開、2004年アメリカ制作の作品「尻怪獣 アスラ」。
 
『アスラ〜や、アスラ〜♪』
オープニングから今世紀に作られたとは思えないチープさにズルッ。
このそのまんま「モスラ」の替え歌が最初から最後まで歌われまくる。
時には空の上、ある時は○○の中、またある時は…と、あらゆる場所で
ザ・ピーナッツを真似たであろう微妙な年増の姉さん達、
お揃いの服を着た小さな二人が、突然現れ、
『アスラ〜や、アスラ〜♪』
ストーリーテーラ的に解説しながら歌い上げる。

メキシコでのバカンスを終えたばかりの
役所勤めのウォルドー・ウィリアムス(ビル・デブリン)。
あの海辺での日光浴からどうもお尻の調子が悪い…。
しかも同僚でもある彼の美人妻は浮気をしているみたいで(本人気づかず)、
どうやらウォルドーが邪魔みたい。
どんどん具合の悪くなるお尻をかなりマニアな肛門科で診察した結果、
メキシコの尻食いウシガエルにお尻をレイプされ、前立腺に毒が侵食…
しかも命が危ないときた!
医者に勧められた怪しすぎる日本の神秘科学の科学者ワンサムサキに
無気味な緑に光る器具“核収縮棒”で治療されたが、
ウォルドーのお尻は怪しく緑へと光るように…。
そんな時、ウォルドーの身辺で不可解な殺人事件が起きはじめる。
なんとそれらは、意思を持ちウォルドーの体から離れたお尻の仕業。
しかもそいつは殺人尻となり、どんどん巨大化&凶暴化していったのだ!
巨大化したおっさんの尻が大暴れ!!ロサンゼルスは大パニック!!!
さて…どうなる???

ハムスターにトラウマのある婦人刑事夫婦(「羊たちの沈黙」のパロディー風)。
明らかに日本人ではない、科学者と怪物退治エキスパート。
米国の尻退治のために自爆テロを決行するテロリスト!
人を小馬鹿にしたそのネタの数々たるや…
この監督、ホントに日本の怪獣映画リスペクトしてるのか?
登場する日本人の名前も俳優も日本人じゃないし!
話しているのも日本語じゃないし!!
 
幸か不幸か怪獣のそのチープさで、グロさはほぼ無し。
お尻が独立してしまったウォルドーの身体!
しかも事ある毎に登場する微妙な姉さん達ったら。
『アスラ〜や、アスラ〜♪』
くどい自分達に対するボケ・ツッコミまで歌詞で
これでもか、これでもか!としつこく歌いまくるのには、
あまりに下らなくて大爆笑。
オチはこの手の作品の定石続編パターン。
でも続編キャラの“そいつ”がかなり登場しすぎ!活躍しすぎ!!
 
ものすごく良く言えば、
学生が作ったお下劣、下ネタ極まりないモンティパイソン…
学園祭で上映されるアホ映画にも劣る安っぽく間延びしたバカバカしさと悪ふざけ♪
だけど、ここまでいったら憎めない…
ひたすら連呼「何じゃこりゃ?」
もうお手上げ、ガハハハハ…♪

尻怪獣 アスラ
尻怪獣 アスラ 
 

| | Comments (0)

October 20, 2005

「カンフーハッスル」

[DVD映画]★★★☆☆

個人的にはいまひとつ「笑えねえ〜」。
期待し過ぎたので、大爆笑まではいかず不完全燃焼。
しかし、下らなさは確実にパワー・アップ!!!
おバカ度はモーレツにレベルアップ!!!
濃密に手の込んだ小ネタ、小ワザが満載なので、
常に、プププッ、ウヒャヒャ、アチャー、アタタ、ってトコロ。
これ、劇場で観たほうが楽しめたに違い無い。
DVD鑑賞だったのが残念だ。
少林サッカー」のチャウ・シンチー監督のカンフー・アクション。
あの“ありえね〜”というキャッチは上手い!
ホントに有り得ないマンガの世界。
2004年中国・アメリカ製作…つまりハリウッドとのコラボした
極めて下らなさを追求した映画「カンフーハッスル」。
 

夢は街を牛耳るギャング団“斧頭会”に入ること…
という情けないチンピラ、シン(チャウ・シンチー)。
“斧頭会”を無視して独自に
ある日、たよりな〜い相棒と貧民街の“豚小屋砦”へ乗り込むが、
こ汚い住民達はめっさ強い!!!
後から来た斧頭会の大勢の輩をも片付けてしまう。
そして組長の復讐が始まった…。

* * * * * * * * * * * * * * * 

冒頭はからザックリと…には驚いたけれど、
ちょっととっちらかり間延びした感は否めない。
あの斧のやっさん達にも少し頑張ってもらいたかった。
カンフーの3達人にはもうちょっと活躍していてもらいたかった。
シンチーに至っては…立ち位置が微妙すぎ、ここまで引っ張るか?
と、突っ込み所はいっぱい。
エピドードがあっち行ったりこっち行ったりで、
誰かに感情移入することは出来ず、キャラを応援しにくい作品だった。

が、下らなさは確実にパワー・アップ!!!
豚小屋連中のキャラクターの濃ゆさたるや!!
住人達はお金は無いけれど、異常にムキムキしていて素早い動き。
中にはものすごいカンフーの達人がいて、
「カンフーが得意でどうしていけないの〜?」なんて。
大家夫婦、特にお金にガメつい奥さんには大笑い。
あの騒音おばさん、ただ者で無さ過ぎ!足速すぎだって!!
ゆるやかに空飛ぶ姿はちょっぴりキュート。
伝説のカンフー達人爺さんも良かったな〜。
ビニールのサンダル履きのこ汚い爺さんの強さたるや!
まさかと思った必殺ガマ拳法。
古典的な騙し討ち。おいおい…。
シャウ・シンチーの描く、一見イケてない普通以下の人の達人技。
このギャップは相変わらず面白い。
そういえば、半ケツの兄さんや、口のでかい姉さんは意外と活躍せずだった。
『如来神掌』って…んなアホな。

お約束、少年時代のいい話。
キャンディーのエピソードは、女の子が可愛かったからか(笑)
個人的には今ひとつ…パワー不足で煮え切らず。
だって、シンチーかっこ良すぎ。

世間的にも評判かなりよくて、ワタシが期待し過ぎたのもあるのだが、
エンタテインメント性はアップしたけれど、
ちょっと散らかった印象の作品だった。
素晴しい小ネタの数は多いし、
下らない事にいろんなもん賭ける姿勢は好きなんだけど。
次作に期待!!!!

カンフーハッスル コレクターズ・エディション
チャウ・シンチー ユン・ワー ブルース・リャン
B0001M3XGK

カンフーハッスル 達人之素
チャウ・シンチー ユン・ワー ブルース・リャン
B0009I8T42

 
ハッスル度100%!
かなり面白い
「カンフーハッスル」オフィシャルサイト
 

| | Comments (0)

September 25, 2004

「奇人たちの晩餐会」

[DVD映画]★★★★★

こんな変態映画はもちろんアルバトロス配給♪
以前映画館で徒党を組んで観に出陣。そりゃもう小笑い有り、大いありの絶品。
劇場出る時も皆さん大満足の「奇人たちの晩餐会」!!

監督・脚本はフランシス・ヴェベール。1998年の作品。

毎週水曜日、出版社の社長ピエールと友人たちは
“奇人たちを集めた晩餐会”を開いている。
ルールは必ず1人『奇人』=『馬鹿』を連れて来ること。
誰もが認める奇人を連れて来た者がその会の勝者となる 。
彼らは、お互いの連れて来た人間の奇人ぶりを競い合って楽しんでいた。
今夜のピエールは自信があった。
「俺の見つけたヤツこそ、優勝だ!」
それは電車の中で友人が出会ったフランソワ・ピニョン!
…普段は大蔵省の会計係で趣味が「マッチ棒で建物のレプリカを創作すること」。
そんなピエールがきっくり腰で動けなくなり…。

とにかく、お調子者でやることなす事想像以上にマヌケなピニョン。
気がまわらない上、一生懸命やった事が最悪のトラブルに発展するものだから
全く始末におえない。
ピニョンを演じるジャック・ヴィルレの風貌と演技、
存在感が相乗効果で最高に面白い!。
そしてこの映画は、ただ『馬鹿を笑い者にする』だけの悪趣味な映画ではなく、
『馬鹿を笑っているヤツこそが馬鹿』だと描いているのだ。
元々は舞台劇だったらしく、セリフの妙も見どころ!

今回ストーリーを知っているにも関わらず、不覚にも笑ってしまった。
ピニョンも真っ青なお馬鹿さんでおっちょこちょい。
調子にのるとロクな事がないし、日々、間違い勘違いだらけ。
誤植も数知れず…気付いた時点では直しておりますので。
読んで頂いている皆さんスミマセン…。

奇人たちの晩餐会
奇人たちの晩餐会
 

| | Comments (2)

その他のカテゴリー

■ツナガリレビューリスト | ◆アルバトロス配給作品 | ◆スタジオジブリ作品 | ◆スター・ウォーズ シリーズ | ◆ドグマ95作品 | ◆ナルニア国物語 | ◇アニメ−ション作品 | ◇オムニバス作品 | ●SF系 | ●アクション系 | ●コメディー系 | ●サスペンス系 | ●スペースアドベンチャー系 | ●ドキュメント系 | ●バイオレンス系 | ●ヒューマンドラマ系 | ●ファンタジー系 | ●ブラックコメディー系 | ●ホラー系 | ●ミステリー系 | ●ラブ・ロマンス系 | ●ロード・ムービー系 | ●戦争系 | ●青春系 | ★ゾンビ系 | ★タイム・トラベル系 | ★ファミリー系 | ★ミュージカル・オペラ系 | ★ミュージシャン系 | ★ヴァンパイア系 | ★力強い女系 | ★動物系 | ★壊れゆく女系 | ★失われた記憶系 | ★子供系 | ★崩れた時間軸系 | ★怪物・怪獣系 | ★悲しき犯罪者系 | ★愛すべきB〜Z級系 | ★愛すべきおバカ系 | ★映画制作の裏側系 | ★歴史・社会の闇系 | ★泣ける映画系 | ★特撮ヒーロー系 | ★神話の世界 | ★芸術系 | ★詩人の世界 | アニメ・コミック | コミック | テレビドラマ | 作家:スティーヴン・キング | 作家:阿刀田高 | 文化・芸術 | 映画 | 映画・テレビ | 映画監督 | 映画:アジア | 映画:アメリカ | 映画:イギリス | 映画:イタリア | 映画:オーストラリア | 映画:カナダ | 映画:スペイン | 映画:ドイツ | 映画:フランス | 映画:ヨ−ロッパ(その他) | 映画:ロシア | 映画:中国 | 映画:他の地域 | 映画:日本 | 映画:韓国 | 書籍 | 漫画家:D[di:] | 漫画家:上村一夫 | 漫画家:上條敦士 | 漫画家:吉田秋生 | 漫画家:萩尾望都 | 監督制作:ジョージ・ルーカス | 監督:カサベテス・ファミリー | 監督:コッポラ・ファミリー | 監督:サム・ライミ | 監督:ジム・ジャームッシュ | 監督:ジャン・コクトー | 監督:ジャン・ピエールジュネ | 監督:タランティーノ | 監督:ティム・バートン | 監督:テリー・ギリアム | 監督:パラジャーノフ | 監督:ヒッチコック | 監督:フランソワ・オゾン | 監督:ペドロ・アルモドバル | 監督:ロバート・ロドリゲス | 監督:小林政広 | 監督:庵野秀明