3 posts categorized "作家:スティーヴン・キング"

May 23, 2005

「ドリームキャッチャー」

[DVD映画]★★★☆☆

タイトルとキャッチ・コピーに騙された!
導部からは思いもかけい展開と結末に唖然!!

“夢の番人、ドリームキャッチャー
 いま、ひとつの悪夢が、その網をくぐり抜けてしまった。”

スティーヴン・キングの同名ベストセラー小説の映画化。
監督は「わが街」「白いドレスの女」の巨匠ローレンス・カスダン
2003年アメリカの作品「ドリームキャッチャー」。

郊外の小さな町に住んでいた4人の少年、
ジョンジー、ヘンリー、ピート、ビーヴァー。
上級生からいじめを受けていた不思議な力を持つ少年ダディッツを助け、
仲良くなった彼等は、ダディッツの力を分け与えられ、その秘密を共有する事になる。

20年後、ジョンジーが交通事故で重症を負うが、奇跡的に一命を取り留め、
あの少年時代のダディッツが怪我をしたまま道路の向うで呼んでいたというのだ。
ジョンジーの怪我が少し癒えた頃、大人になった4人は恒例のハンティングで
メイン州の雪深い山小屋で再会していた。
頭の倉庫の持ち主 ジョンジーダミアン・ルイス
医者の ヘンリートーマス・ジェーン
おバカな ピートティモシー・オリファント
弱虫 ビーヴァージェイソン・リー
歳をとっても揃えば皆少年に逆戻り。下らない冗談。それぞれの近況。
懐かしい話に花が咲く…。
その山小屋には、ダディッツの教えてくれたインディアンのお守り
ドリーム・キャッチャー”が飾られている。

その頃、雪が降り積もるその山奥で異変が起きていた。
異様な臭気を放つ怪我をした人間。
森から逃げ出す動物達。
住民達も隔離。
そして、何かを追う軍のヘリ…。
指揮するのは常軌を逸したカーティス大佐(モーガン・フリーマン)!
ここで一体何が起きているのか???

念のため、以下ネタバレ有り。

まず、長いっ!2時間を超えるこの長さ!!
だが最初のメジャー感溢れるホラー・サスペンス調からB級パニック調に。
そして全編に敷かれた少年達の友情ストーリーで、
少年ものに弱く、B級パニックものが好きなワタシは意外と楽めた。

彼等の少年時代のエピソード。謎の少年ダディッツ。大人になった彼等。
ここまでは謎だらけで何もわからない。
だが、山で現れた無気味なクリーチャー(生き物)。
尻の穴から入り込み、生き物に寄生するにょろにょろするアイツが出てきてからは…
ヒヤヒヤするものの、どうも笑ってしまう。
だって、そいつらは人間の弱味につけこみ寄生し、恐るべき生命力で増殖、
地球を我が物にしようとする、グロテスクなエイリアンの幼虫!!
成長するとあの“エイリアン”さながらの奇怪な姿や、時には変な宇宙人風にもなり、
テレパシーで語りかけ、赤いモクモクとしたカビ?を吹き出すんだもの♪

感染者を知らずに助けた事から4人の身にも危機が迫り、
ビーヴァーはトイレでのバトルで、ピートはお酒で気がゆるみ、餌食となってしまう。
だが、ジョンジーとヘンリーはここでダディッツの力と彼の記憶で命拾いをする。
ダディッツはそういえば、まるで宇宙人の様だったと気付き、
病気療養中の彼(ドニー・ウォールバーグ)に協力を求める事にする。
どうやら最初からエイリアン退治のために地球に来た彼は、
瀕死の状態なのに「スクービードゥービードゥ、お仕事だよ〜♪」と
今や、地球征服に手をかけようとしているアイツに戦いを挑むのだ!
子供の頃使っていた、あのランチボックスに薬をつめて、
二度と帰らぬ子供を送りだすダディッツの母にホロッ。

忘れてはならぬのがモーガン・フリーマン粉する特殊部隊の指揮官カーティス大佐。
ヘンリー達を邪魔しまくり、長年のエイリアン担当で狂気すら感じる
部下の将校(トム・サイズモア)にすら発砲する
この異常なキャラがなかなかめずらしくてよい!
ヘリの窓からギロッと山小屋を覗く、怖い顔が印象的だった。

特典映像の別バージョン・エンディング、あのしょぼい戦いだったらかなり興醒め。
本編で実際使用された、あのバトルと友情オチはくどいけれど大正解!!。
スティーブン・キングのドラマ「IT(イット)」と少し似ていたが、
「IT」オチはあんまりにもあんまりで…笑うにも笑えず。
キングものって冒頭のドキドキとオチとのギャップがいつもスレスレ。
アタリかハズレかヒヤヒヤする。まぁここが魅力でもあるか。

ドリームキャッチャー 特別版
モーガン・フリーマン スティーブン・キング ローレンス・カスダン トーマス・ジェーン
B000666SUY

オリジナル・サウンドトラック「ドリームキャッチャー」
ジェイムズ・ニュートン・ハワード サントラ
B00008Z6W1

原作本
ドリームキャッチャー〈1〉
スティーヴン キング Stephen King 白石 朗
4102193278 ドリームキャッチャー〈2〉 ドリームキャッチャー〈3〉 ドリームキャッチャー〈4〉
 

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August 19, 2004

「ペットセメタリー」

[DVD映画]★★★★★

ホラーなのに何とも、もの哀しい映画「ペット・セメタリー」
原作者のスティーブン・キング自ら脚本を担当。監督はメアリー・ランバート。
1989年アメリカの作品。

医師のルイスは家族と共に、シカゴからメイン州の小さな町に引っ越してきた。
一家の新しい家は、大きな街道沿いにあり大型トラックが頻繁に行き交う。
仲良くなった隣のジャドに、裏山のペット・セメタリー(ペットの墓地)の奥に、
死んだペットを埋葬すると生き返るという、インディアン達の古い禁断の場所があると聞く。
ただし、生き返った動物は…。

ある日、ペットの猫が死んでしまい、子供たちを悲しませたくないルイスは
ジャドに教えられた場所に猫を埋める。
翌日、猫は元気な姿で戻ってくるが、性格が凶暴化しており、
鼻をつく異様な臭いを漂わせていた…。
数日後、今度は息子のゲージ(この子がかわいい!)が
大型トラックにはねられ死んでしまう。
最愛の息子を失ったルイスは、ペット・セメタリーに息子の亡骸を埋めるのだ…。
そして、ゲージが帰ってきた…?!。

『 愛する家族が生き返ったら。』
家族の死に直面した者誰もが頭をかすめる事だろう。
もし、その『手段』があるとしたなら、それが恐ろく危険で罪であっても、
自分が『それ』を使わないと言い切れるだろうか。
そんな事を考えさせられる。
人間とはなんとも愚かな生き物なのだろう?
泣けてきます…。

ペットセメタリー
ペットセメタリー
 
■ 小説「ペット・セマタリー」のレビューはこちら
 

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「ペット・セマタリー](上)(下)

[書籍]★★★★★

スティーブン・キングの原作小説「ペット・セマタリー」(上)(下)
がまた良かった。
あんなに幸せだったのに、明るい未来があったのに…。
どうしてこうなってしまうのだろうか…。
小説なのにラモーンズの音楽が聴こえてくる♪
そんなパンクな感じさえも…
ガラガラとそれは崩れていくのだ…。
涙がにじんでくる。
ビジュアル化されていない分、色々想像してしまい、
実は映画よりも怖くて哀しい作品。

蒸し暑い今日この頃、
少しの間、ゾゾっと涙してみて下さい。

ペット・セマタリー〈上〉
ペット・セマタリー〈上〉
スティーヴン キング, Stephen King, 深町 眞理子

ペット・セマタリー〈下〉
ペット・セマタリー〈下〉
スティーヴン キング, Stephen King, 深町 眞理子
 
 
■ 映画「ペットセメタリー」のレビューはこちら
 

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