18 posts categorized "★力強い女系"

August 02, 2008

「屋敷女」

[劇場映画]★★★★☆

“この女凶暴につき”というコピーがぴったり。
とにかくベアトリス・ダル演じる謎の女が怖い怖い…
壊れゆく女を演じさせるとおフランスいち?
齢を重ね増々パワフルになったかも…
めずらしく妙にリアルなおフランスのユーロ・ホラー。
ちなみに主演のアリソン・パラディは
あのヴァネッサ・パラディの妹で何とコレがデビュー作!!!

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「屋敷女」
原題:A l'interieur

製作国:フランス(2007)
監督:ジュリアン・モーリー/アレクサンドル・バスティロ
製作:ヴェラーヌ・フレディアニ/フランク・リビエール
脚本:アレクサンドル・バスティロ
撮影:ローラン・バレ
音楽:フランソワ・ウード

出演:
ベアトリス・ダル(見知らぬ女)
アリソン・パラディ(サラ)
ナタリー・ルーセル (サラの母親ルイーズ)
フランソワーズ=レジス・マルシャソン
ニコラ・デュヴォシェル
リュドヴィック・ベルティロ
エマン・サイディ
エマニュエル・レンツィ(警官)

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クリスマス・イブの夜
4ヵ月前に事故で夫を亡くしたフォト・ジャーナリストのサラは
明日いよいよ出産という臨月の妊婦。
母や現在の恋人のジャン=ピエールには一人で過ごすと言い
愛していた夫、お腹の子の父である亡きマチューを想い
愛猫と共に静かに過ごしていたのだが…
見知らぬ女が電話を貸してほしいとやってきた…


予告編がインパクト有りすぎたのと、
ベアトリス・ダルにそそられて、つい観てしまったのですが…(汗)
予想を上回るエグさに思わず痛くて直視出来なかった所も…
うへぇ、真っ赤なタイトルバックどおりに
狂暴ダルちゃん登場してからは、血の海!
まぁ、画面が暗くてくっきりはっきり見えなかったのが幸いかも。

ストーリー的にはある程度想像はついたものの、
もう後味の悪いこと悪いこと(笑)
ただでさえ少ないお客がますますシーン…としていましたね。
やっぱりダルちゃんは強烈に恐かった…

主人公の出産を明日にひかえた臨月の妊婦サラ(アリソン・パラディ)
にはもちろん人生最悪な夜だけど、
巻き込まれた人達もとにかく悲惨極まりない…
理由の解らぬ者に殺されるかもしれない恐怖とともに、
この女の強さたるや!
その一途な想いで、目的を果たすべく、
ターミネーターかゾンビの如く躊躇いもなく襲いますから…
そう、悪気が無いだけにタチが悪いタイプの犯罪者。
こいつと戦うのにはまず精神力で勝らねば無理!
破水しながら最後まで闘いぬいたサラは
生まれて来る子を守ろうとするその気力で様々な激痛に耐えつつ、
敵を追い詰めるまで至ったのかも。

しかしながら、救いのないこの映画で
何より印象深かったのが胎児の表情の描き方。
胎児も悲鳴を上げるんです…(泣)
登場する優しい男達をためらいもなく排除する女。
母になりたい女の念は想像を絶するパワーをも産む…

このような事は起きてはいけない、起こしてもいけない。
生まれて来る子供に罪は無いんですから
ちゃんと母の胸に抱かせてあげて下さい。
彼らの幸せのために…ね。

→「屋敷女」オフィシャルサイト

B001FLUIQO屋敷女 アンレイテッド版
ベアトリス・ダル, アリソン・パラディ, ナタリー・ルーセル, ジュリアン・モーリー
キングレコード 2009-01-07

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July 11, 2008

「JUNO/ジュノ」

[劇場映画]★★★★★

渋好みの16歳ジュノは大人だけどやっぱり多感なティーン女子♪
エレン・ペイジちゃんがもうハマり過ぎ!!!!!


思わず映画観に行ってしまいました!!!
だって主演のエレン・ペイジちゃんがお気に入りでして
アカデミー賞受賞前から気になっておりました。
もちろん1人で来ているおじ様達もおられましたが
それにしても…女性客の率の高い作品。
若いカップルの♂君は複雑な表情だったり(笑)
いや、女子にはグッとくる箇所満載です。
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「JUNO/ジュノ」
原題:JUNO

製作国:アメリカ(2007)
監督:ジェイソン・ライトマン
製作:リアンヌ・ハルフォン/ジョン・マルコヴィッチ
   メイソン・ノヴィック/ラッセル・スミス
製作総指揮:ジョー・ドレイク/ネイサン・カヘイン/ダニエル・ダビッキ
脚本:ディアブロ・コディ
撮影:エリック・スティールバーグ
プロダクションデザイン:スティーヴ・サクラド
衣装デザイン:モニク・プリュドム
編集:デイナ・E・グローバーマン
音楽:マテオ・メッシーナ
音楽スーパーバイザー:ピーター・アフターマン /マーガレット・イェン

出演:
エレン・ペイジ(ジュノ)
マイケル・セラ(ポーリー)
ジェニファー・ガーナー(ヴァネッサ)
ジェイソン・ベイトマン(マーク)
オリヴィア・サールビー(リア)
J・K・シモンズ(マック:ジュノの父)
アリソン・ジャネイ(ブレン:ジュノの義理の母)
レイン・ウィルソン
アイリーン・ペッド
ダニエル・クラーク
ヴァレリー・ティアン
エミリー・パーキンス
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興味本位で素敵なイスの上で
親友男子ポーリーとヤッた一発で
妊娠しちゃった16歳の高校生ジュノちゃん…
普段は大人顔負けなクールさ満点な?ジュノだが
さすがにこの事件には凹みまくる。
親友のリアに相談し堕ろそうと思ったけれど
それも出来なくなっちゃって
かと言って育てる事は出来ないし…と
理想のカップルへ養子へ出そうと決意。
さて…彼女はこの緊急事態をどう乗り切るのか???

何故か渋い趣味のティーンエイジャーの女子2人
往年のパンクLPジャケやギターがどっちゃり部屋にある
古めのスラッシャー映画マニアでもあったりするジュノ
中年のおやじ教師に夢中のリア
彼女らのコンビがイイんですよ。
精一杯背伸びして、クールにクールに突き進む
ちょっぴり風変わりなジュノだけど
さすがの事態に家族や里親予定の二人を巻き込み
想定外の問題にぶち当たりつつも
思うようにつきすすむ力強さも最高。
その母なる?強さと少女なる素直さにじ〜んときましたね。

ジュノの妊娠をめぐっての
周囲の人間関係も変化するのですが
中でもジュノの家族…
彼女の状況を受け入れ、彼女を信じて
最善を尽くそうと協力してくれる
お父さんとお義母さんが素晴らしい!!!
この二人だからの娘なのだなぁと思えるんです。
そして…皆が自分らしく…
自分に嘘をつかずに生きてゆこうと少し大きな心に成長する。
ジュノもポーリーも両親も子供が欲しいヤッピーカップルも…
皆が幸せでありますように…

とにかくとにかく予想以上に
もうエレン・ペイジちゃんがイイ!!!
「ハード・キャンディ」「リ・ジェネシス」で
童顔&おチビさんながら
少女のあどけない純な表情と脆さ
信じられないほど力強い大人顔負けの演技をする
彼女のファンになっちゃったけど
この作品は彼女の良さが最大限に活きている作品の一つだと思いますね。
ちょっと昔のジュリエット・ルイスに近いけれど
ベクトルの違う何かを感じる
これから先が楽しみな女優さんですっ!!!

B001DWDVGYJUNO/ジュノ <特別編>
エレン・ペイジ, マイケル・セラ, ジェニファー・ガーナー, ジェイソン・ベイトマン, ジェイソン・ライトマン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2008-11-07

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B0013EUA6QJUNO/ジュノ
キミヤ・ドーソン
Warner Music Japan =music= 2008-04-23

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  →「JUNO/ジュノ」オフィシャルサイト

■映画「ハード キャンディー」レビュー

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September 01, 2007

「グラインドハウス U.S.A.バージョン」

[劇場映画]★★★★★

ロドリゲス&タランティーノ監督とその仲間達が作り出す
B級レトロで下らな〜いグラインドハウスワールドは、もう最高!!!
ゾンビ&スラッシャー好きの方限定でおススメ。
ゼヒこのバージョンでのDVD化を求む!!!


せっかくなので8/24〜8/31限定上映だった

『グラインドハウス』U.S.A.バージョンを観てきました!

料金¥3,000というのがネックでしたが
ロドリゲス&タランティーノ監督のマニアックな世界を
3時間11分思う存分堪能!!!大満足♪♪♪

映画『GRINDHOUSE/グラインドハウス』ポスター

コレってそもそもが両監督が
スラッシャー、セクスプロイテーション、ブラックスプロイテーション、
カー・アクション、マカロニ・ウエスタン、香港カンフー
などなどのB級を映画一緒くたに予告編と共に2〜3本立上映されていた
70年代の『グラインドハウス』ワールドを自分達で作っちゃおう!
と、本編2本と間に流れる予告編まで作って1作品にパッケージしたものだそう。
日本ではおそらく大人の事情で
ロバート・ロドリゲス監督の「プラネット・テラー」
クエンティン・タランティーノ監督の「デス・プルーフ」
をそれぞれ再編集して単品公開されるのですが
せっかくならこのU.S.A.バージョンをと最終日の最終回に鑑賞。

何と言ってもフェイク予告編が観たいじゃないですか!

深夜ですが…満員。(予約しておいて良かった)
パンフレットも売切れ、プレゼントとやらも引換券だし、ショップも閉まるし…
今ひとつの劇場対応でしたが座席も観やすく小さめのスクリーンもそれっぽいし
何よりもファン達のノリが最高でしたね♪
前後左右お兄ちゃんの笑い声といい、拍手といい、
ワタシが目立たず助かりました(汗)感謝です♪♪

 
1. フェイク予告編 「マチェーテ」 ロバート・ロドリゲス監督
2.『プラネット・テラー アメリカバージョン』 ロバート・ロドリゲス監督
3. フェイク予告編 「ナチ親衛隊の狼女」 ロブ・ゾンビ監督
4. フェイク予告編 「Don't/ドント」 エドガー・ライト監督
5. フェイク予告編 「感謝祭」イーライ・ロス監督
6.『デス・プルーフ アメリカバージョン』 クェインティン・タランティノ監督


の順序でテンポも宜しく下らな〜い予告編開始と共に爆笑♪
ホントに贅沢にも良く出来たフェイク予告編は観てよかった!!!
フェイク予告編なのに、某有名俳優さん達が出演していたり
とにかくグハハ…とバカウケ状態でしたよ。
どうやら最初の「マチェーテ」だけは
単品上映の『プラネット・テラー』でも上映されるそうなのでお楽しみに。

ちなみにプリント数の少ないインディーズ映画にありがちな
プリントの派手な傷、飛び、ブレ、リールごと紛失…
までもが、本編にもフェイク予告編にも緻密に再現されているのも
なかなかオツでした。
昔は学園祭や自主映画上映なんかで、フィルムが燃えたりしてましたもんねぇ〜


さて…本編達を軽く紹介

『プラネット・テラー アメリカバージョン』もう最高!!!
ゾンビ映画なのでダメな方は最悪でしょうが
お約束もきっちり守つつ、タイミングもバッチリのとにかく下らないネタがイイ!!!
そして何といっても…見所はチェリーちゃんの武器、片足マシンガンですな(爆)
タラちゃんの“変態”っぷりもおさえておきましょう。
あ、ブルース・ウィリスの情けない姿
某ドラマで活躍していたナヴィーン・アンドリュースにも注目!!!
『フロム・ダスク・ティル・ドーン』を越えるバカバカしさでした。

映画『グラインドハウス/プラネット・テラー』ポスター 映画『グラインドハウス/プラネット・テラー《黄》』ポスター

オリジナル・サウンドトラック「プラネット・テラー in グラインドハウス」
サントラ ローズ・マッゴーワン
B000UJAOV6

そして…

『デス・プルーフ アメリカバージョン』がこれまた素晴らしい!!!

まった〜りした女の子達のバカバカしい会話が進み
ゆる〜い展開に飽きた頃…
突如カーアクション&スラッシャーものへ急変!!!
もちろんタラちゃんならではの復讐劇&オタクネタも満載で
ラストには館内大拍手!!!!!
物事の二面性を上手く利用し極端にバカバカしく描いていますな。
何よりもゾーイさんとキム姐さんが素敵すぎるのと
スタントマン・マイクに扮するカート・ラッセルの切ない瞳〜(笑)
『プラネット・テラー』に出演していたアノ人やコノ人もご登場と
これも見所であったりします。

映画『グラインドハウス/デス・プルーフ』ポスター

デス・プルーフ in グラインドハウス
オリジナル・サウンドトラック
B000TGIQWE

とにかくエロ、グロ、ナンセンス、バイオレンス満載でもちろんR指定。
誰にでもおすすめ出来るものではありませんが
ロドリゲス&タラちゃん&B級映画好きの方には
両作品超おすすめ〜!!!
どちらも力強い女性達とそんな女性達に弱〜い男達を
バカバカし〜く描いております。


気が早いですが、これらの作品のDVDは
フェイク予告編を入れた
このU.S.A.バージョン完全版とかで発売して欲しいですね。
絶対買いますから…ゼヒ!!!

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「グラインドハウス U.S.A.バージョン」
原題:GRINDHOUSE

製作国:アメリカ(2007)
映倫 R-15

監督:ロバート・ロドリゲス/クエンティン・タランティーノ他
脚本:ロバート・ロドリゲス:「プラネット・テラー」&「マチェーテ」
   クエンティン・タランティーノ:「デス・プルーフ」
撮影:ロバート・ロドリゲス「プラネット・テラー」&「マチェーテ」
   クエンティン・タランティーノ「デス・プルーフ」
出演:

「プラネット・テラー」
ローズ・マッゴーワン:チェリー
ブルース・ウィリス:マルドゥーン
フレディ・ロドリゲス:レイ
ジョシュ・ブローリン:ブロック医師
マーリー・シェルトン:ダコタ
ジェフ・フェイヒー:JT
ステイシー・ファーガソン:タミー
ナヴィーン・アンドリュース:アビー
マイケル・ビーン:ヘイグ保安官
レベル・ロドリゲス:トニー
ジュリオ・オスカー・メチョソ:ロミー
ニッキー・カット:ジョー
エレクトラ・アメリア・アヴェラン
エレクトラ・イザベル・アヴェラン
トム・サヴィーニ
カルロス・ガラルドー
マイケル・パークス
クエンティン・タランティーノ

「デス・プルーフ」
カート・ラッセル:スタントマン・マイク
ロザリオ・ドーソン:アバナシー
ローズ・マッゴーワン:パム
シドニー・ターミア・ポワチエ:ジャングル・ジュリア
ゾーイ・ベル:ゾーイ
マイケル・パークス:アール
メアリー・エリザベス・ウィンステッド:リー
ヴァネッサ・フェルリト:アーリーン
ジョーダン・ラッド:シャナ
トレイシー・トムズ:キム
マーリー・シェルトン
ニッキー・カット
イーライ・ロス
クエンティン・タランティーノ:バーテンダー

「マチェーテ」
ジェフ・フェイヒー
ダニー・トレホ
チーチ・マリン

「ナチ親衛隊の狼女」
ウド・キア
シビル・ダニング
シェリ・ムーン・ゾンビ
ニコラス・ケイジ

「Don't/ドント」
マシュー・マクファディン
ケイティ・メルア
ジェイソン・アイザックス

「感謝祭」
ジェフ・フェイヒー
ジョーダン・ラッド
マイケル・ビーン
ティム・ロビンス

「グラインドハウス」オフィシャル・サイト
_________________

2008/3/21にUSAバージョンのDVD-BOX発売決定!!

B0011DTTC0グラインドハウス コンプリートBOX(初回限定生産)
ゾーイ・ベル ロザリオ・ドーソン クエンティン・タランティーノ
ジェネオン エンタテインメント 2008-03-21

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グラインドハウス映画入門 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)
4862481906

グラインドハウス ~デス・プルーフ&プラネット・テラー~ ビジュアル&メイキングブック
エンタテイメント書籍編集部
4797344636

■「グラインドハウス U.S.A.バージョン」レビュー
■監督:クエンティン・タランティーノ
■監督:ロバート・ロドリゲス

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July 14, 2007

「ハード キャンディ」

[DVD映画]★★★★☆

童話の持つ残酷さをモチーフに
少女の持つピュアな残酷さと
好感度のある普通の中年男の持つ微妙なイヤラシさを
とことん極端に描いたもはやサスペンス・ホラー。
特に男性は観た後嫌な気分になる事うけあい。
でも…決して良い子と身に覚えのある方は観てはいけません…

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「ハード キャンディ」

製作国:アメリカ(2005)
監督:デヴィッド・スレイド
脚本:ブライアン・ネルソン
音楽:ハリー・エスコット/モリー・ナイマン

出演:
ジェフ(パトリック・ウィルソン)
ヘイリー(エレン・ペイジ)

「ハード キャンディ」オフィシャルサイト

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な…なんて事を!うへ〜いやだ…痛いって…!!
予告編から痛そうだったけど…
想像以上に精神的にも痛〜い物語。
あどけない表情のヘイリーちゃんが、
自分を変に正当化しつつ行う犯罪行為たるや…
何とも言えない嫌〜な雰囲気満点!!!

出会い系サイトで14歳の少女とお友達になろうと思って油断したら
どえらい目に合ってしまう可哀想なカメラマン中年男の物語。
ジェフは端正でインテリ風のカメラマン。
チャットで出会って3週間の女の子ヘイリーとカフェで待ち合わせ
ジェフの自宅へ行くことになるが…
まだまだ幼なさの残るヘイリーちゃんにスクリュードライバー飲まされて
目覚めた時には身体を縛られ身動き取れず自宅に監禁された。
彼の女性遍歴を尋問された挙句に…そう…去勢。

可愛い顔して淡々と“作業”を行うヘイリーちゃん。
これは彼女の好奇心的なお遊びなのか、はてまた復讐なのか
(最初からゲームの要素はないですけどね)
ジェフは犯罪を犯していたのか、はてまたただのロリコンなのか
どっちにしてもヘイリーちゃん…
ちょっとやり過ぎです…ってかできんでしょ…普通!!!
しかも初めて…医学書読みながら…というのがさらに痛いっ!!!

お隣の日本人の奥さん?のおマヌケなセリフや
実際小娘にあそこまで出来るのか???…とか
氷の麻酔やディスポーザーとかロープとか…
あちらこちらに突っ込みどころ満載だけど
とにかく感情移入を許さず、少女が中年男をグリグリと最も嫌な方法で
追いつめてゆくそのシチュエーションたるや!!!!!
泣いてもわめいても不利なのは中年男。
とことん精神的に追いつめてやる…的な
最後の最後まで少女のいや〜な残酷さにはゾッとします。

あの微妙〜なロープの長さ…きっと………
まぁ、悪いのは男も女もどっちもどっち…
ジェフも何のかんの少女との遊びは初めてでは無さそうでしたし。
危ういものには手を出すなという教訓にして欲しいですな。

ところで赤いパーカーを被った赤ずきんちゃん…
悪い狼を見事罠にはめ満足出来たんでしょうか?
あの友人との電話の軽いノリは
そもそも復讐とかではなく
単なる興味本位とかだったりする気も…
いずれにせよ末恐ろしい〜。

B000LPS3PSハードキャンディ デラックス版
パトリック・ウィルソン デイヴィッド・スレイド エレン・ペイジ
ジェネオン エンタテインメント 2007-02-23

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July 07, 2007

「彼女を信じないでください」

[DVD映画]★★★☆☆

良いと思ってついた嘘が一人歩きしはじめ
どんどんどんどんドツボにハマってゆく
そんな彼女が可愛くて♪
そして田舎の家族パワー…恐るべし…!!!

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「彼女を信じないでください」

製作国:韓国(2004)
監督:ペ・ヒョンジュン
脚本:チェ・ヒデ/パク・ヨンソン
音楽:チョ・ヨンウク

出演:
チェ・ヒチョル(カン・ドンウォン)
チュ・ヨンジュ(キム・ハヌル)
ヒチョルのお父さん(ソン・ジェホ)
ヒチョルのおばあちゃん(キム・ジヨン)
ヒチョルの妹(イ・ヨンウン)
ヒチョルの恋人(ナム・サンミ)

「彼女を信じないでください」オフィシャルサイト

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元詐欺師で仮釈放の身の女、ヨンジュと
姉の結婚式に向かうために
たまたま電車に乗り合わせて
プロポーズに行く途中に指輪を無くした
田舎の薬剤師の青年ヒチョルの
ドタバタ人情ラブコメディ。

かなりベタでコミカルながら
思ったよりも爽やかで
さらっと観れる良い話であった。
百戦錬磨の詐欺師のはずの
ヨンジュのついた嘘が周囲の人に勝手に解釈されて
どんどんこじれてゆく所が面白い。
嘘をつく時の彼女の顔が可愛くて魅了的だ。

詐欺は高度に頭を使うゲームだと言い切る。
さすがに嘘のプロ。
人の心を自在にあやつり同情をかう手腕は天下一品。
家族も息子より彼女を信じてしまうのだが
それはそもそも彼女の心の中に(姉に対してもそうなのだが)
人に対する優しさや愛情、そして正義感があるからだ。

田舎のおせっかいながらも人や自然に優しく生きる人々に触れ
どんどん彼女の優しさが、溢れ出てくる。
もしかするとヨンジュの初めての恋???
吉本新喜劇ばりのベタさだが
何だか気持ちのよいラストシーンもグッド♪

B000BD3DT6彼女を信じないでください (通常版)
キム・ハヌル ペ・ヒョンジュン カン・ドンウォン
ハピネット・ピクチャーズ 2005-12-23

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彼女を信じないでください
サントラ デラ・リーズ キム・ハヌル
B0009EOZX0

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October 15, 2005

「ベルヴィル・ランデブー」

[DVD映画]★★★★☆

独特のシニカルなストーリーとキャラクターのデフォルメには脱帽!
レトロなテーマソング♪が耳に心地よく残り、そんな映像にぴったりな
非常にフランス的なアニメーション作品。

圧倒されるおばあちゃんパワー!
アニメーションと言えど、「ありえね〜!!」の連続!!
キャラクターやマシンの強烈なデフォルメ、
そして物語の思いもつかない展開にびっくり。
予告編にすっかり騙されてしまった。

フランスのアニメーター、シルヴァン・ショメ監督による、
とことんシュールな、そしてシニカルな長編フレンチ・アニメーション。
シルヴァン・ショメによるノスタルジックな映像と、
ブノワ・シャレストのレトロな音楽とリズムが素敵にマッチした2002年の作品。
アカデミー賞長編アニメ部門にノミネートされ、NYやLAの批評家協会賞を受賞など
2003年の映画賞で話題になった「ベルヴィル・ランデブー」!

両親のいない寂しいシャンピオンとおばあちゃん。
何にも興味を示さない…そんな孫が気に入ったのは、
おばあちゃんのプレゼント、犬のブルーノと三輪車。
これに目をつけたおばあちゃん!
生活用品をマッサージやトレーニングや計量に見事に利用し、
厳しくサラブレッドのごとく鍛え上げ、自転車レーサーへと成長したシャンピオンは、
ついにあの有名な自転車レースの最高峰“ツール・ド・フランス”へ出場した!!!
ところが、レースの最中にシャンピオンは謎のマフィアに誘拐されてしまう。
愛する孫を救うために、おばあちゃんとブルーノはシャンピオンを追って、
巨大都市"ベルヴィル"へ辿りついた…。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

『ベルヴィルでスィングしてランデヴ〜♪』
オープニングはモノクロ画面で三つ子が歌う、テーマソング。
極端に会話が少ないかわりに、濃密でどこかもの悲しくも美しい風景と音楽が語る。
まるでヨーロッパの…東欧などの絵本を見ているようだ。
そして、いちいちかなり毒のあるシニカルさ。
決して美しくはない、これも極端にデフォルメされたキャラクタ−達!
筋肉質だがガリガリに痩せ、人間とは思えない鼻を持ち、目は落ち窪み顔色が悪く、
黙々と自転車をこぎ続けるシャンピオン。
一方、体育会系でホイッスルを吹きまくり、鋼の右足を持のしのし歩く、
三波伸介(←古いなぁ)似のおばあちゃん!
ブクブク太って巨大になる大食いの愛犬ブルーノ、そしてブルーノのシュールな夢!
個人的には“ツール・ド・フランス”のかけひきがもっと観たかったけれど、
爆死させて食べるカエル料理や、丸々した自由の女神?
シャンピオンの田舎の力強いおばあちゃんと、
音楽好きの都会に住む三つ子のおばあちゃん姉妹との
友情と底知れぬパワーに苦笑い。
ジャック・タチなんかへのオマージュも含め、
映画好き、漫画好き、音楽好きな感じに好感が持て、
もう、目が離せない、耳が離れない!!

『ベルヴィル・ランデヴ〜でスィング♪』
カラーになってまた三つ子が歌う、テーマソングとリズミカルな踊り!
STOMPもびっくりでっせ。
海を超えた架空の大都市"ベルヴィル"(←というかアメリカ?)。
ここでまさかのとんでもない裏社会を描いた、
ハード・ボイルドな展開になるとは驚いた。
いわゆる弱者を愛してしまうお国柄…
非常にフランス的な、地味ながらも心に残る力強い作品。
最初から最後までシャンピオンは色んな意味で可哀想、
四角いマフィアも含め、男の人はどこかおマヌケ。
う〜ん、年をとってもやっぱり女は強いのだ〜!!!

ちなみにエンドロール終了後も、こそっとオチありなので、
映画の基本、最後まで観るべし。


[映像特典]
・高畑勲とシルヴァン・ショメの対談(約40分)
・完成披露試写会 監督舞台挨拶(約10分)
・劇場予告編(オリジナル版、日本版、TVスポット)

ベルヴィル・ランデブー
シルヴァン・ショメ
B0009ETCD8

ベルヴィル・ランデブー / エディシオン・コレクトール (初回限定生産)
シルヴァン・ショメ
B0009ETCDI

ベルヴィル・ランデブー オリジナル・サウンドトラック(CCCD)
サントラ M Beatrice Bonifassi
B00069BOMS

  
 
「ベルヴィル・ランデブー」オフィシャルサイト
 

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February 13, 2005

「涙女」

[DVD映画]★★★☆☆

“泣く”のではなく“哭く”現代にこんな風習がある事にびっくり!
フライヤーをもらってからずっと観たかった作品だったが、
まさかこんな物語だとは思わなかった!!
」「男男女女」(日本未公開)とインディペンデントでの作品で
国際映画祭での受賞やノミネートを経験する、
中国の監督リュウ・ビンジェンによる2003年の作品「涙女」。
カナダ・フランス・韓国の合作とクレジットされている。
やはり本国では検閲によってなかなか公開出来ないようだ。

グイ(リャオ・チン)は働かず麻雀で負けてばかりのダメ夫ゲンと
田舎から出て来て北京に住み、彼女の稼ぎで何とか食いつなぐ日々を送っていた。
ある日、3つの不幸がグイを襲う。
・借りていた子供の親が子を捨ててトンズラ。
・ゲンがケンカで麻雀仲間にケガを負わせ監獄行き。
・そのケガの治療代9千元の負担をする事に。

「なんて私は不幸な女!」とバリバリの嘘泣きで治療代を要求する夫婦を追い返す、
その声を聞いた葬儀屋を営むグイの元彼氏のヨーミン(ウェイ・シンクン)は、
グイの元劇団員だった経歴とこの“哭き”の能力を活かして、
中国の葬儀で大声をあげて高らかに歌い泣き踊り場を盛り上げる
プロの“哭き女”で稼げるかも…ともちかける。
手探り状態で始めた“人の不幸で成り立つ”この商売、
グイは徐々に売れっ子になり、超多忙な日々。
お金も入り、問題も徐々に解決するかと思われたが、
ヨーミンから思いもよらぬ連絡が…。

見事な嘘泣きからこの“哭き女”を始めたグイ。
スマートすぎる体とちょっとキツめの顔を持つ美人だが、
どうも孤独な方向へ向かう運命に翻弄される。
感情が入っていないとギャラを減らされ、キレたりしながらも懸命に“哭く”。
自分の優しい感情を普段は押し殺し、
パワフルに他人の葬儀に奔走し続けるグイ。
最後に見せる、彼女の本当の涙。
この“泣き”のためにある映画であった。

不思議な地方の風習と現代文明のマッチが面白い。
殺伐とした風景の中の、グイの華やかな色・柄の衣裳。
原色使いの派手な花環や“はりぼて”の作り物を持ち、お祭りのように練り歩く葬列。
麻雀卓を囲んでの葬列、なんと…お犬様まで!
色々な家族のそれぞれの葬儀の中で“哭く”決して上手いとはいえないグイの歌、
そして…やはりラストシーンの“泣き”!!!
これが強烈に目と耳に焼き付くのであった。

「涙女」オフィシャルサイト

http://www.miraclevoice.co.jp/namida/

涙女
リュウ・ビンジェン ダン・イエ リャオ・チン ウェイ・シンクン


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February 11, 2005

「女はみんな生きている」

[DVD映画]★★★★☆

のっけから緊迫感をあおる音楽とスピーディーな展開で、もう目が離せない!
こんな勢いのあるパワフルなフランス映画ははじめて!!
赤ちゃんに乾杯!」のコリーヌ・セローが監督・脚本・台詞を担当した
コメディ・ドラマ「女はみんな生きている」。
2001年の作品で原題は『Chaos(カオス)』

ディナーの約束に間に合わない!と夫ポール(ヴァンサン・ランドン)と共に
どたばた支度をする妻エレーヌ(カトリーヌ・フロ)。
車を飛ばす二人の前にあらわれた怪しげな男たちに追われる若い女!
それを無視するポールは車のドアを開けない。
女は男達につかまり、ポールの車のフロントガラスに頭を打ちつけられ血まみれに。
“彼女”を助けようとするエレーヌに、ポールは
「ティッシュを」と大怪我している彼女には見向きもせず、
血で汚れたフロントガラスを拭くのだ…。
そして、救急車も呼ばずに『洗車』へと向かう。
翌日も、母親が尋ねてきても居留守を使うポール。
家庭より、仕事と会社が第一の、そんな男だった。

エレーヌは怪我をした女が気になって仕方がない。
そして救急病院にいる瀕死の彼女を見つけ出して、
病院で泊まり込んで看病を始める。
すると例の怪しげな男達が現れた…。
エレーヌは“彼女”のそばにいたいと思い、語り始める。
「私はエレーヌ。他人だけど、あなたに生きて欲しいの。」

エレーヌが帰らないので、家庭は無茶苦茶。
ポールは「アイロンがかかってない!」とエレーヌの携帯にまで伝言を入れてくる。
独り息子ファブリス(オレリアン・ウィイリク)がこれまた女にだらしないドラ息子。
ファブリスのガールフレンドが何人も家におしかけてくる。
そこで、エレーヌは家を出て本格的に“彼女”を守り家を出る事に。
エレーヌの献身的な介護のおかげで奇跡的に回復した“彼女”は、
信じられないような身の上を話し始めた。
彼女はノエミ(ラシダ・ブラクニ)というかなりワケありの売春婦だった。

娘を売り飛ばすような家族を持ち、“組織”に利用されるノエミ。
田舎から出て来て息子に30分程息子とお茶するためにでも、
1ケ月間もホテルで待つポールの母親(リーヌ・ルノー)。
家庭や家族を全くかえりみないポールの妻、普通の主婦エレーヌ。

この映画はダメで酷い男達にしいたげられてきた女達が
その男達に頭脳戦で立ち向かい復讐する、その力強い姿を描く。
女達は自分の事よりも『他の誰か』の事なると強いのなんの!
一方ダメ男達は自分の事で手一杯。
「魚は食べたくない!」なんて、子供じゃないんだから…。
もちろん、全ての男女がこんな関係では無いが、
万国共通で、こんな差別意識があるのか…と少し驚いた。

頭の良いノエミのとんでもない過去とパワフルなエピソード。
そんな彼女に魅了されたエレーヌの家族達!!!
経験豊かすぎるノエミを女性陣は愛しみ影響され、男性陣は彼女のテクに骨抜きに。
ちょっとヤリ過ぎだけれども、
鮮やかな彼女達の手口は活き活きとしていて爽快感がある。
特にノエミ!そして、エレーヌのキレのある動きも探偵顔負け!
次から次へと何が起こるのか?とドキドキし通し。
ノエミの目覚めた顔!!!あの目は一生忘れないだろう!!!!

[映像特典]
メイキングとトレーラー。
この作品はデジタル・カメラで撮ったそう。
そんな世の中なんですね。

公式サイト
ドキドキする音楽も聴けます。

http://onna-minna.jp/

女はみんな生きている
カトリーヌ・フロ コリーヌ・セロー ヴァンサン・ランドン

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January 22, 2005

「スイミング・プール」

[DVD映画]★★★★☆

なんじゃこりゃ? とラストでいつも驚かされる。
さらっと描かれているが、これぞオゾン節。
ランプリングとサニエの肉体美にメロメロの「スイミング・プール」。


最後の最後まで気が抜けない二人の対照的な女性を描いたミステリー?ドラマ。
フランス短編映画の若き巨匠フランソワ・オゾン監督の2003年の作品。
脚本はフランソワ・オゾン/エマニュエル・ベルンエイム。
女優陣は、「まぼろし」のシャーロット・ランプリングと
焼け石に水」「8人の女たち」のリュディヴィーヌ・サニエ。

ロンドンに年老いた父と住むイギリス人の売れっ子女流ミステリー作家の
サラ・モートン(シャーロット・ランプリング)は、
出版社の社長ジョンに勧められ、南仏のリュベロンにある、
プールつきの彼の別荘へ行き、そこで執筆を始めていた。
後で来るという約束だったジョン(チャールズ・ダンス)は来ずに、
彼の娘のジュリー(リュディヴィーヌ・サニエ)が突然やって来る。

きちんとした“お堅い”女流作家先生のイギリス人の中年女性サラ。
いつもヨーグルトやダイエットフードを食べている。ランチすら粗食。
眩しくはちきれそうな若さと奔放さのフランス娘のジュリー。
フォアグラを食べ、毎日違う男をつれこむ彼女。
見た目も性格も行動も正反対の二人は、最初はもちろん反発し合うのだが、
まだ、掃除も行われていない自宅の“プール”で裸体で泳ぐジュリーを見た時から、
ミステリー作家としての衝動がサラに沸き起こる。
ジュリーの連れ込む男達の世にも下品な身体と顔。
彼女の恋愛遍歴と行動に興味深々のサラの目は彼女を追い、探し、そして書く。
創作意欲をかき立てるジュリーの過去、謎と影。

二人の奇妙な共同生活は、ある夜彼女達の別荘を訪れた
サラもよく知るレストランのウエイター、ちょっぴり可哀想な
フランク(ジャン=マリー・ラムール)の失踪で急激な変化を見せる。
プールサイドの血痕。フランクのソックス…。
ジュリーの美しい身体にある傷。作家であった彼女の母親…。
不思議な二つの三角関係がここで絡み、
サラとジュリーの奇妙な共犯感で気持ちが共鳴し始める。
ジュリーを守るために自らの身体をさらけ出すサラ!
そして、相変わらず謎を残した結末。
女たちが手を振り合うシーンは印象的だ。

魅力的な二人の女優の対照的な美しい肉体美には思わずため息。
それを眺めている男性たちの足もと。
それをなめるように撮るカメラ。
「焼け石に水」のグラマーちゃんリュディヴィーヌ・サニエもより洗練され、
シャーロット・ランプリングの熟成された裸体美は圧巻。
愛の嵐」(1973)から32年!。
相変わらずスリムで女性らしい身体はリアルな年相応の美しさ。
これには年老いた娘?(ミレイユ・モセ)のいる、
すっかり枯れた管理人のマルセル(マルク・ファヨール)もメロメロ。

どうも合わなかった「8人の女たち」とは全く違った、
肩の力の抜けたオゾンぽい作品だと思う。
特典映像でオゾン監督が語っている“バカンス”的な作品。
最初のサラと最後のサラ。服装といい、表情といい、別人の様。
海ではなく、四角い水たまりのスイミングプール。
人の欲望を映し解放する、デヴィッド・ホックニーの作品のような
あのスイミングプールで彼女の目には何が見えたのだろうか…。
悪戯っ子のような、母親のようなサラの笑顔には充実感があった。
卑屈で内向的だった作家が別の世界への扉を開けたかのようにも見えた。
 
[映像特典]
・未公開シーン(4シーン:約15分)
・オゾン監督・ランプリング・レニエのインタビュー(約20分)
・オリジナル特報・オリジナル予告・日本版予告・日本版TVスポット

スイミング・プール 無修正版
シャーロット・ランプリング

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スイミング・プール
サントラ

スイミング・プール
フランソワ オゾン Francois Ozon 佐野 晶



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October 20, 2004

「キル・ビル Vol.2」

[DVD映画]★★★★☆

先日のVol.1に続きVol.2を。
元いた暗殺集団に裏切られ幸せを壊された、ザ・ブライドの復讐を描いた
ヴァイオレンス映画の第二部である「キル・ビル Vol.2」
監督・脚本は鬼才・天才・変態クエンティン・タランティーノ
2004年のアメリカの作品。

前回はアメリカ→日本での復讐を果たしたザ・ブライド(ユマ・サーマン)。
次なる標的はビルの実弟バド(マイケル・マドセン)。
テキサスの荒野へのバドが寝泊りしているトレーラーハウスへ向かうのだが…。
中国拳法の達人パイ・メイ(ゴードン・リュー)の修行を思い出し、
何とか窮地を脱したブライドは、
最終目的の元師匠でありボスであり恋人であった
ビル(デビッド・キャラダイン)への復讐に向かう。
しかし、そこには何と娘が?!

「ザ・ラブ・ストーリー」というだけあって、
今度は愛憎入り乱れての超接近戦。
狭いトレーラーや室内などでの少人数での決闘となる。
その分、対する人物に対する感情も明解になるわけだ。
哀愁のある丸い人間になってしまった、それでも抜け目のないバドへの復讐。
エル・ドライバーとの女の嫉妬を含んだ醜い対決。
そして…ビルとの決闘!。

もちろん『復讐』へと至る謎も明らかに。
そりゃこんな怖い姉さんをそんな目にあわせたら怒るわ…。
ただし前回のただただ怒るブライドでは無い。
今回は、少女の様だったり、母の様だったり、
恋に愛に生きるザ・ブライド=キドーが描かれる。

生き埋めシーンでの妙なリアルさがツボに入った。
が、あきらかに現実離れしたパイ・メイとの修行シーン。
Vol.1のジョニー・モーに続き拳法の達人パイ・メイも
ゴードン・リューが演じている。
今回は「燃えよ!カンフー」「少林寺36房」へのオマージュ満載。
とはいえデビッド・キャラダインはVol.1から顔は見えずとも出演してますが…。
更にこの作品、1人2役も多く、
前回保安官だったマイケル・パークス
がまたとある人物でご出演。
気に入ったらとにかく熱く使いまくるタラちゃんなのでした。

今度のシメの『怨み節』…♪。
今回はマリアッチとかメキシカンな感じにして欲しかった。
さすがにちょいと浮き過ぎ。前回とのつながりだとせめてオープニングとか。
まあ、好きなものはしょうがないか。

キル・ビル Vol.2
キル・ビル Vol.2

キル・ビル Vol.2 プレミアム BOX
キル・ビル Vol.2 プレミアム BOX
 

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