「ローズ・イン・タイドランド」
[DVD映画]★★★★☆
ギリアム節健在♪
病んだ大人達に囲まれたローズちゃん
可愛い瞳で見つめているのは過酷な現実からの現実逃避か妄想か…
夢見がちなお年頃の危うさ満点。
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「ローズ・イン・タイドランド」
製作国:イギリス/カナダ(2005)
監督:テリー・ギリアム
原作:ミッチ・カリン『タイドランド』(角川書店)
脚本:テリー・ギリアム/トニー・グリゾーニ
撮影:ニコラ・ペコリーニ
プロダクションデザイン:ヤスナ・ステファノヴィック
衣装デザイン:マリオ・ダヴィニョン/デルフィーヌ・ホワイト
音楽:マイケル・ダナ/ジェフ・ダナ
出演:
ジェライザ=ローズ(ジョデル・フェルランド)
パパ/ノア(ジェフ・ブリッジス)
ママ/グンヒルド王妃(ジェニファー・ティリー)
デル(ジャネット・マクティア)
ディケンズ(ブレンダン・フレッチャー)
「ローズ・イン・タイドランド」オフィシャルサイト(英語)
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登場人物の怪しさと妄想世界もさながら
少女の危うい愛情と残酷さ、そして力強さが描かれている。
ローズちゃんを演じるジョデル・フェルランドの素晴らしい演技で
終始ハラハラしどおし。
タイドランド=干潟。
テリー・ギリアムの描くアメリカのど田舎のアリス。
ジャンキーな両親を持つローズちゃん。
かいがいしく両親の世話をしていたが夢見心地なお年頃。
お友達はバービー人形の頭部4体。
突然の母の死により、これまた夢見心地なハードロッカーな父と
彼の実家のテキサスへ長距離バスで旅立つのだが
祖母は既に他界しているのか家はボロボロ。
そして父親もいつもの短期休暇ではなく
永遠のトリップに旅立ってしまった…
そんな事を知ってか知らずか
ローズは新しい環境と不気味なお隣さん達
古い祖母の家、動物達の世界、に触れ合い
彼女のマイ・ワールドは広がり続ける…
いやはや久しぶりにギリアム巨匠の妄想世界が炸裂!!!
お隣さん姉弟、デルとディケンズの不気味な秘密や
お父さんの夢見心地な神秘主義???
両親の死や生活の不安、どえらい場面に遭遇しても
まるで物語の中の主人公のように
時には悲劇のヒロイン、時にはちょっとした小悪魔娘
時には純真無垢な少女、時には大人の女性のよう…と
目の前の現実からどんどん空想を膨らまし
全てを受け入れているのかいないのか…
それでも生きてゆくのだ。
最初から最後まで、一体彼女はどうなってしまうのだろう???
とヒヤヒヤする。
子供ゆえの空想=妄想世界と冷静さと残酷さ。
でも大人や他人に対する愛情や信頼感や神秘的な妄想癖は
ジャンキーながら彼女を愛した両親ゆえなのか…
しかしながらどんな状況にあっても生命力にあふれるローズは
力強く生きていくには違いない。
ちなみに死体系のドギツイ表現アリ。R-15指定です(汗)
それにしてもお隣さん達が強烈でした。
僻地に住むイッちゃっている人々って
ある意味ピュアでパワフルですなぁ…。
![]() | ローズ・イン・タイドランド ジョデル・フェルランド ミッチ・カリン テリー・ギリアム 東北新社 2007-01-26 by G-Tools |
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ミッチ カリン Mitch Cullin 金原 瑞人 











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